おもちゃと5歳児と1歳児とイクメンとの生活

かわいい息子たちで実験育児

【おもちゃレビュー】ロジカルシンキングの基礎ができるゲーム「シークレットコード」

幼少期の記憶で大人になっても残っていることって限られますよね。
比較的残りやすい記憶は、怖かったことや驚いたことではないでしょうか。楽しかったことや笑ったことは案外思い出せないものです。
ちなみに、ものすごく考えた記憶は残っていますか?

私は、未就学児や小学校低学年のころに、それこそ寝食も忘れて考え続けた記憶がいくつか残っています。そのうちの一つが、よく家族でやっていた「マスターマインド」というゲームです。

ルールはシンプルで、まず出題者が回答者に見えないように、カラフルなピンを刺します。回答者はピンの色と順番を予想して回答します。出題者はその回答に対し、色が合っているか、色も場所も合っているか、どちらも合っていないかを答えます。
これを繰り返すことで、回答者がピンの並びの正解にたどり着くというゲームです。

このゲームに家族全員ではまり込んでいた頃、私はどうしても正解したくて、母親の「ご飯よ」「いい加減にしなさい」「いつまでやってるの」「お風呂はどうするの」を全て無視して考え続けたものでした。
正解したときの喜びはひとしおで、私の正解することへの執着の原点になったゲームとも言えます。
人間考えすぎると頭が温かくなることもマスターマインドで知りましたし、正解した瞬間は脳内がシュッとしてメチャクチャ気持ちが良いことも、マスターマインドに教えてもらいました。

そのマスターマインド、今は売っていないと思っていたのですが、最近ボーネルンドで同じゲームが「シークレットコード」として売られているのを見つけました。
すぐに買いに行きました。3,080円也。やっすい。

f:id:yucarix:20210117224203j:image

ピン4つだと5歳のマロには難しいので、ピン2つから始めました。慣れたらピン3つで楽しめます。工夫次第でレベル調整できるのもアナログゲームの素晴らしいところ

子どもに出題者をやらせても、親がああでもないこうでもないと考える様子を案外楽しんで見ていてくれます。
その際のポイントは、自分が考えていることを声に出すことです。

「さっきは色も場所も合っているのがひとつあるから、それが紫だと仮定して・・・」
「色は2つは合ってるはずだから、それを紫と青だとすると、矛盾がない組み合わせは・・・」

こんな感じです。思考プロセスを公開することで、子どもにもロジカルシンキングの種を植えることができると思います。
仮定を立てる、検証する、矛盾がないかどうかを確認する、という、ロジカルかつ理系的な思考力を養う素晴らしいゲームだと思います。

マロやサラ太にも、思考に没頭した末に正解に辿り着く快感を知ってほしい、と常々思っています。
そこにあるスマホですぐ集合知にはありつけるわけですが、脳がぽかぽかしたあとシュッとする経験は、正解そのものよりも価値があると思っています。

 

それにしても、子どもも5歳にもなると、そう新しいおもちゃが必要ということもなくなってきました。(鬼滅の刃の刀とか仮面ライダーのベルトとか、世にはあるのでしょうが、我が家は電動のプラスチックおもちゃを買わないので。)
究極的にはレゴかアナログゲームだけで良くないか?と最近は思っていて、その2つをさらに充実させて行く2021年にしたいです。

ec.bornelund.co.jp

 

5歳のクリスマスプレゼントはネタ切れにつき自転車にしました

一年の山場、クリスマスが終わりましたね。

我が家はタイミング気にせずおもちゃを買ってきているので、そろそろネタ切れです。ここ最近のプレゼントはレゴで繋いで来ましたが、それも目ぼしいものは買い尽くし、「クリスマスはどうしようかなあ・・・」と悩んでいたところに、マロが自転車が欲しいと言い出したので、即採用しました。

子ども用の自転車は、調べてみると実にピンキリ。
私自身はあまり乗り物全般にこだわりがないというか、よくわからないというか、もっというとそんなに関心がありません。
一方でイクメンは車輪にはうるさいので、とにかく彼に文句を言わせないために、それっぽいメーカー品で探した結果、TREKにしました。

マロに買ったのはこちらの補助輪付き16インチ。税抜き28,000円です。ピッカピカのオレンジがかっこよくて目立ちます。
マロはバランスバイクは乗れますが、ビビりなので念のため補助輪付きにしました。

TREKにした決め手が、キッズバイク買い替えプログラムです。


プログラムについて

トレック直営店でご購入いただいたキッズバイクなら、購入後3年以内に限り、購入価格の最大50%で下取りし、その下取り金額を次のバイク購入にご使用いただくことができます。成長の早いお子さまのサイズアップにご利用くださいませ。

 

TREK直営店での購入に限られるようですが、割安に子どもの自転車を乗り換えられ、サイズアウトしたものの処分にも困らないので、非常に合理的なサービスだと思います。

何より、今後何も考えずにTREK店舗でサイズアップするだけというのが、子どもの自転車選びに頑張れない私には魅力的でした。

「2年間で4回のメンテナンスサポートも良い」と車輪には一家言あるイクメンが申していました。

 

我が家は駅近に住んでいることもあり、大人の自転車は使う機会がないので最近売ってしまいました。子どもだけ自転車を持っていてもどうするのやら、と思ったのですが、本人が嬉しそうに練習しているので良かったです。

余談ですが、マロは今日リアキャリア(サドルの後ろの、男子高校生が女子を乗せる部分)付きのチャリを指さして「あれがあるやつが良かったー。誰か乗せられるしー。」などとブースカ言っていました。

今は補助輪付きで苦戦している5歳児も、十数年後には女子を後ろに乗せたりするんでしょうか。そもそも今の時代は二人乗り捕まっちゃうんですかね。

後天的に絶対音感は身につくか。

以前認知特性について書きましたが、マロは耳から情報を取る聴覚優位者です。

サラ太はまた違うような気がしますが、それはまたいつか改めて。

 

マロの聴覚優位をもっと尖らせたい、と思っていたところ、この本に出会いました。

人口の0.2〜0.5%しか持っていないと言われている絶対音楽を、90%以上の成功率で身につけることができる方法がある、と謳っているのです。

かなり胡散臭く聞こえるのは否めない。

ところがこの本に書かれているメソッドが、私には極めてロジカルに思われました。

特に絶対音感を身につけるためには、相対音感を身につけないことが必要」という理屈にはかなり納得感がありました。
かくいう私自信が、まあまあの性能の相対音感を持っているからです。

楽器を習っていたころ、自称絶対音感の人をよく見かけました。その多くが、高性能の相対音感や部分的絶対音感の持ち主であり、絶対音感とは似て非なるものであることも、この本を読んで理解しました。

1%未満の人しか持ち得ない能力を、トレーニングでによって90%超の確率で身につけられる。

惹かれませんか?惹かれざるを得ないですよね。
絶対音感が何役立つのかなんてこの際どうでもいい。希少なスキルがトレーニングで身につけられるという点に、私の実験心はやられてしまいました。

 

気になり始めるといても立ってもいられず、前述の書籍の江口式を採用している『一音会』の門戸を叩きました。入会すると、まず子どもの発達状況についてのアンケートと合わせて、音の聞き取りチェックのためのCDが送られてきます。

一音会では、教室に通う方法、FAXや郵便でやりとりする通信の方法、インターネットでオンラインで行う方法、の3つから選べます。我が家は圧倒的な手軽さでオンラインを選択しました。

 

やがてURLが送られてきて、付与されたアカウントでログインすると個々人にカスタマイズされた画面が現れます。今12和音トレーニング中のマロのスクリーンはこんな感じ。

f:id:yucarix:20201223100703j:image

やることはシンプルで、流れる音に合った色をタッチします。赤はドミソ、オレンジはミソド、黄はドファラです。

音階で和音を教えると相対音感まっしぐらなので、色名で覚えるのが最大のポイントです。

これまたよくできていて、同じ動物同士は同じ音階で構成されています。
例えば赤とオレンジはいずれもドとミとソで構成されているので、混同したとしても大きな問題ではありません。むしろ混同の仕方によっては絶対音感に近づいているケースもあり、赤とオレンジの混同は良いミスとされます。

こういったミスについて分析された上で、個々人に合ったカリキュラムが組まれ、定期的にメールでアドバイスが届きます。

この1セットで30和音の音当てを、一日に4-5回行います。1セット3分くらいで、1日15分程度を一音会のおけいこに使っています。隙間時間に家でできるので、習い事としては全く重たくありません。

最初は面倒臭がっていたマロですが、徐々に生活の一部のようになり、今では特に抵抗なく一日4回取り組めています。

6月に赤1色から初めて、ここまで躓かずにこれました。全ての和音を横で聞いている私ですが、悲しいかな、マロのおけいこが進めば進むほど、自分に絶対音感がないという証左を突きつけられています・・・
典型的な相対音感で、1つめの音が分からないんですよね。1つ目がわかると、そこからの高低差で8割くらいはわかります。
5歳のマロは1音目を外すことはまず無く、全体的な正答率も9割5分以上。やはり良い耳を持っているなと感心します。

彼に本当に絶対音感が身につくのかどうか、はたまたその前に挫折してしまうのかどうか。トレーニングの様子はまた書きたいと思います。

 

ところでこの和音のトレーニングを始めて1ヶ月以上たったころ、イクメンから「和音って何?マロが聞いてる音って一個じゃないの?」という衝撃発言が出ました。
(さすがに和音は単音に聞こえんやろ・・・そのサイドについている耳は飾りなのかい?)という言葉はぐっと飲み込んでおきました。彼は視覚優位なのでね。そんなものなのかもしれません。

夫婦って凸凹だから面白く続けられる部分もあると思っています。

 

 

ichionkai.co.jp

【おもちゃレビュー】人生ゲームには4・5歳に必要なものが詰まっている

順調にアナログゲーム好きに育っているマロ。

4歳で導入して未だに大好きなのが、アナログゲームの古典『人生ゲーム』です。
我が家にあるものは、ベーシックコースにギャンブルコースやキャリアアップコースをくっつけてコースを調整できるものです。2016年版のようです。プレイ時間は2人で30-60分くらい。

f:id:yucarix:20201209141709j:image

ルーレットのデザインは懐かしの昭和のままですが、マスの中身はなんとなく今ドキ。

f:id:yucarix:20201209141742j:image

私が子どもの頃は、親族でプレイすると必ず白熱のあまり号泣する人間が出たものでした。大人になって冷静にプレイすると、人生ゲームの勝ちパターンは固定されていて、ゲーム性自体は高くないことがよくわかります。

基本的にはルーレットの運の要素が強く、あとは不動産や保険を買って思い切りバランスシートを膨らませたもの勝ちです。

思考の余地が少ないので、大人からするとつまらないのですが、これがまた4・5歳の子どもには素晴らしいおもちゃなのです・・・!

 

まず、数字感覚や計算が身につきます
最終的な所持金額の多寡で勝敗が決まるので、子どもも必死です。まだ計算が遅いので銀行屋こそ任せられませんが、声に出しながらお釣りや両替をしてあげると、回を重ねるごとに理解が深まっていきます。
「30,000ドル払って」と声をかけると50,000ドル札を出して「お釣りちょうだい」と言えるようになり、やがて「それ(10,000ドル)2枚ちょうだい」と言えるようになっていきます。
数字を物量でフィジカルに把握できるのが素晴らしいです。我が子たちはキャッシュレス世代なので、実際の人生ではもう札のやりとりなんて減っていくんだろうな・・・。

そして、積極的に文字を読み上げるようになります
ひらがなも漢字も読めるにもかかわらず、絵本は「これ読んでー」ばかりのマロですが、人生ゲームにおいては他人が止まったマスですら読み上げてくれます。
人間、利害が入ってくると違います。

 

さらに、社会的世俗的な話題が広がります
「子どもが産まれた人に祝い金を払う」「生命保険で支払いが押さえられる」「給料の高さや安定性が職業によって異なる」「借金をすると利子がついてくる」
どれも大人になれば当たり前でも、子どもにとってはそうではありません。そして敢えて話題にする機会がなかなかない一方で、人生においては極めて重要な知識です。
人生ゲームには、これらの学びが溢れています。

20年前はとにかく勝ちたかった人生ゲーム。

現在アラフォーにさしかかり、何となくもう先が見えているというか、ゲーム性が見込めない人生ステージにおいてプレイすると、自分の変化が悲しい。

稼げないと分かっていても、やってみたかったクリエイティブな職業を選んでみたり。
一生買えないであろう高層マンションを大借金して買ってみたり。
ビビって実生活では手をだせていない株式投資をやってみたり。

もはや自分の人生クロージングモードで、ゲームでぐらい別の人生を楽しみたいと思ってしまい、勝敗なんて二の次になっています。

5歳のマロがキラッキラした目で人生ゲームをプレイしているのを見ると、眩しくて眩しくて。

母ちゃんは、人生ゲームよりも君の人生の方が面白そうだと思う。

 

www.takaratomy.co.jp

共働きの中学受験を考える

一向に紹介したいおもちゃの記事が書けておらず、自分の育児の悩みを吐露する場になってきてしまいました。
今日は最近考えている中学受験について。

 

長男を5年間観察し続けて、何となく方向性が見えてきた気がします。

彼は多分画家にはならないし、スポーツ選手にもならない。
最もあり得るだろうし、追求すべきルートなのだろうと今考えているのが、中学受験をして、中高一貫に進学し、いわゆる良い大学に入学するという落ち着きどころなのではないかと最近は思っています。
要は私自身と同じ偏差値追求型ルート。

 

同じルートではあるものの、私が中学受験したのはざっと四半世紀ほど昔。(衝撃・・・)加えて、私が西日本で受験したのに対し、マロは(多分)東京での受験。さらに娘ではなく息子。

前提条件が異なるので、早めにリサーチでもしておこうかと思い、周囲の受験生の親御さんにヒアリングしました。

 

・・・・・・想像以上の世界がそこにはありました。

 

私の周囲は高学歴に偏っています。いわゆる中学受験における御三家出身は珍しくありません。ところがですよ、その子どもが御三家に入れているわけではないのです。
さらに言うと、夫婦フルタイムで子どもが御三家に入れたor御三家に手が届きそう、というケースが今のところ見つからない。

私は気が付きました。中学受験には、お金と母ちゃんの時間が必要なことに。

中学受験において親がすべきことは、大きく以下の3つ(私調べ)。

①塾への送迎
②塾弁
③膨大なプリントの管理と家庭学習のフォロー

このうち①と②は外注可能で、そうしている家庭も見かけました。
問題は③です。
聞いている限りでは、令和なのにむしろ昭和よりも紙の絶対量が多くなっているような。それをそれぞれ、カリキュラムや習熟度ごとにファイルに整理し直す必要があるようです。昭和において、私の母ちゃんはそんなことまではしていなかった・・・。

(優秀な家庭教師に頼めばいいのでは?)と思い、実際にそうしている人の話も聞いたのですが、どうもうまくいっていないようでした。
おそらく、子どもの性格や得意不得意を熟知した上で、家庭学習のトータルサポートをすることが重要なのだと思います。もしかしたら時給5,000円の家庭教師でもやってくれるかもしれませんが、誰が適任かというとやっぱり母ちゃん(もしくは父ちゃん)になるのだと思います。

私にそんなキャパと時間が、5・6年後に果たして残っているんだろうか・・・。今の生活だとまず無理。今よりも楽になっている保証もない。

 

共働きかどうかは一旦置いておいて、中学受験での勝ちパターンを見ていくと、2通りあることに気が付きました。真面目なコツコツパターン、そして算数のセンスがずば抜けているパターン。
前者は女子によく見られ、さらに息子の性格もコツコツではない気がするので、親のサポートをミニマムに抑えたい我が家が目指すは後者かなと思い立ちました。あと5・6年で算数好きに持って行くのであれば、もしかしたらできるかもしれない。

『三塁に生まれた人』という表現があります。
それなりの家庭に生まれ、一塁二塁を自力で踏まずに、突然三塁から始まった立場の人の総称です。我が家の息子たちはまさにそれ。

今いる三塁からどうするかというと、自分の足でホームベースに走って点をとらなければなりません。ところが三塁に生まれた人は、自力で三塁に来たと思い込んでいるケースがままあり、そうなると走ったことがないので走り方が分からず、三塁のまま終わってしまいがちです。

三塁にいるハングリー精神の乏しい息子をホームベースに送り込むには、と日々頭を悩ませているところですが、算数はもしかしたらヒントになるかもしれません。

根っからの文系の私が、息子を理系にできるのか。また試行錯誤の日々が始まります。

 

一方で、三塁にいる息子に向けて、野球を辞める選択肢を育てることも親の役割かと思っています。
ホームベースに行けなかったからといって、全てが終わるわけではなく、野球をやめてサッカーをやればいい。中学受験に成功することが全てではなく、画家になったっていいしスポーツ選手になったっていい。
そう心から言ってあげられるためには、息子が大好きで熱中できるものを、たった一つでも見つけ、守り、投資して育てることが必要だろうなと思っています。

息子を算数好きにしつつ、何か一つ別の軸を見つけて育てる。
あと5、6年だととても間に合わないような気がしてきました。試してみたいことが山ほどあります。育児は悩ましくも、楽しい。

2児の母になって仕事ができなくなった私

最近仕事でくすぶっています。
自分のアウトプットの質の下がり方に。

 

独身自体は10の仕事を頼まれたら、11や12に色をつけて返すように心がけていました。マロが生まれたあとも、イクメンの多大な協力の下、なんとか安定的に11にして手渡すようにできていたと思います。

それがサラ太が産まれてからは、9でしかアウトプットできていない。自分でも9だと分かっていて出しています。
厳しい人には「何かもう一歩なんだよな」と指摘されます。
優しい人には「ありがとう!早いね!」と言われます。
もっと優しい人には「子ども2人いるのにすごいね」と言われます。

9のアウトプットを続けているせいで、自分の能力もストレッチしていないというか、成長を実感できていません。そんな仕事の仕方を変えたくて足掻いているのですが、そもそもなぜ、自分は母親になって仕事ができなくなってしまったのか。サボっているわけでもないのに。

 

そもそも実働が短い。
毎朝5時半に起きているのですが、子ども2人に自分を加えた3人分の支度をしていると、会社に着くのは8時半。独身のころは7時でした。

お迎えのために18時台に会社を出ます。もたもたするマロをどやしつけながら家に帰り、夕食を作って食べ、お風呂に入れて絵本を読んでドリルをし、寝かしつけます。ここで21時半。仕事の続きをして寝ます。0時くらい。

子どもがマロだけの頃は、イクメンやシッターさんに頼りながら20時まで仕事をしたり、そのあと飲みに行って仕事のヒントを得たりしていました。
それも子どもが2人になると、全くもって難しくなりました。

1人も2人もそんな変わらんやろ、と高をくくっていたのですが、体感としては大違いです。子どもが2人になって、夫婦の分業があいまいになった気がします。成長ステージが違う複数の自由電子の統制をとるために、一度分業を諦め、手が空いている人が各々気がついたことをやるスタイルになってしまいました。

マリオカートをやっていたはずなのに、ワニワニパニックが始まっているイメージ。とにかく忙しない。

子どもが2人になったことで、一気に団体感が出てきました。
マロだけのころは、庇護すべき存在が家にいるような感じでした。誤解を恐れずに言うと、ペットを飼っている方も同じような感覚かもしれません。
それが今は、思うように動いてくれないチームメイトが2人いる感じ。

 

実働が短くなったのみならず、いわゆる「名もない家事」で脳のキャパシティが食われているのも感じます。

シャンプーから牛乳からバナナから子ども服から、膨大な項目の在庫管理をしなければなりません。
「あれはまだあったっけ」「サイズまだ大丈夫かな」「ヨドバシの方が安いかも」と考えてネットを睨む時間が、日中そこそこあります。
よせばいいのに、おむつの単価まで電卓片手に計算しています。(増量パックやめてほしい。比べにくい。)

他にも土日のレジャー先を考えたり、習い事の情報収集をしたり。
どれも外注できない、見えにくい、でも家を回すために必要な家事です。

 

なかなか動いてくれないチームメイト2名、備品管理、職場環境の整備・・・。
これはもう中小企業に近しい。それも4名中2名しか働いてくれない中小企業。

私はフルタイムで雇用される傍ら、もう一社イケてない会社を経営しているのようなものではないか。
そう考えると、独身の時のようなアウトプットはそりゃ難しいか・・・、と思うに至ったのでした。
自分のことだけを考えていて良い人生は、とうに終わっているわけです。

 

もちろん、独身の時の激務の貯金で今があるわけですが、それを食い潰すだけのキャリアは受け入れがたい。もっと無理をして、自分ができることを増やして、たんまり稼ぎたい。
そのためには、今の仕事の仕方では駄目なのではないか、と思っています。

新卒以来ずっと、安定したクオリティの仕事を心がけていました。私の中ではそれがプロフェッショナルの定義でした。
もちろん11や12を出し続けられるならそれがベストですが、それが難しい今となっては、9を出し続けるよりは、7と13で緩急つけた方がまだいいかも?と考えてみたり。
基本忙しそうで7しか出てこないけど、たまにサプライズを生み出す人になるのもありかもしれない。

 

家庭と仕事の悩みは尽きることがなく、深まるばかり。

未就学児に鬼滅の刃を見せるか否か

タイトルは分かりやすくしたかっただけで、我が家の答えは「否」です。

年中のマロですが、保育園では鬼滅の刃が大ブーム。
マロも聞きかじって「水の呼吸」だの「壱ノ型」だの言っています。私も気になってあらすじを読んだり、部分的に視聴したりしましたが、個人的には4歳や5歳に見せるようなコンテンツだとは思えません。

だのに保育園では多くの同級生がはまり込んでいて、「鬼滅の刃ごっこ」なる遊びも頻繁に行われているようです。
マロも見たことがないながらも、聞きかじったキーワードで背伸びして参加しているようです。

鬼滅の刃』はきっと良い作品なのでしょうが、保育園で流行るってどうなの?というモヤモヤを友人のフランス人にぶつけた際に、「そんなのを見せてる親は教育をgive upしてるんじゃない?」というコメントが返ってきました。

 

これは非常に興味深い指摘です。

「教育」って何だと思いますか?(突然の壮大な問い)
壮大すぎるので問いをブレイクダウンします。

一昔前と現代とで、教育において重要な違いは何でしょう?

明らかに情報の量とアクセサビリティだと言えます。
少し前までは、情報は受け身では入ってきませんでした。世の教育ママは本屋に通って良い参考書を買ったり、評判を集めて習い事を選んだりしたものでした。
今は簡単です。大して熱心ではなくても、寝ころんだまま良い参考書や習い事の情報にたどり着けます。

能動的に情報を取得する必要がなくなった一方で、情報の取捨選択が教育においては必須になりました。

「何を与えるか」から「何を与えないか」パラダイムシフトしたと言えるでしょう。有害だったり知的ではない情報から遠ざけること、適切なタイミングで適切な情報に子どもをさらすことが、教育の一つの側面になりつつあると思います。
友人の言う「教育をgive upしている」はこの文脈で面白いコメントだと思います。

 

話を鬼滅の刃に戻すと、いくら良い作品でも、触れるべきタイミングというものがあり、せめて未就学児のうちは親がコントロールすべきだと思いますね。絶対に。そのコントロールこそ教育です。

私自身は、漫画・アニメ・ゲームにはむしろ好意的です。いつかマロと一緒に楽しめる日を心待ちにしてすらいます。

ただ繰り返しですが、いつ何を見せるかが非常に重要だと思っています

私は13歳でうっかりエヴァンゲリオンと出会ってしまったせいで、その後数年間をゴールのない同人活動に捧げる羽目になりました。
絵を描いてコミケに行くだけならまだしも、来年にはエヴァに乗って全てを背負う覚悟を試される・・・)という架空のプレッシャーにひしゃげそうになり、哲学書や宗教書にまで救いを求めて手を出しました。
思春期って恐ろしい。

 

自らの黒歴史まで披露して何が言いたいかというと、コンテンツの力は偉大です。たった一つの作品との出会いで人生が変わることがあります。傑作とされる作品ほどその威力を持っています。

子どもにコンテンツを与えるときに、その覚悟はあるか、今与える必要はあるのか、自問するようにしています。与えるのはいつでもできますからね。一度知ってしまったものは奪えません。

 

鬼滅の刃はマロが小学生になった頃、サラ太から隠れて一緒に見たいなと思っています。

 

 

海外子ども服の沼。自分は粗衣でも子どもには上質な服を。

子どもには何かとお金がかかるものですが、衣装代も馬鹿になりません。

2,000円もあれば、大人のTシャツは選び放題。そんなファストファッション全盛の今の時代にあって、子ども服のプライシングには個人的に大いに疑問があります。
布の絶対量は少ないのに、大人の服顔負けのお値段。しかも光の速度でサイズアウト。

 

いまいち子ども服のマーケットって納得感がないんですよね。
縫製が甘かったり、異様に人と被ったり。あとはデザインにも物申したい。子ども服のデザインって酷すぎやしませんか?
私のようなおシャレ素人が言うのもなんですが。
アンパンマンつけとけばええんやろ、というキャラものは論外として、他のデザインもなかなかのもの。ガールズは色が薄ピンクか薄パープルに偏重。柄はプリンセスかユニコーン
ボーイズは恐竜か乗り物のプリント。あとは無意味な英文、もしくはadidas等のスポーツブランドのロゴ。

 

うちは男児2人ですが、男児でもしゃれた服を着せることを心がけています。不思議なことに、それだけで愚息がどこぞのご令息みたいに見えるんですよ・・・
息子たちにめちゃくちゃ腹が立ったときも、(あっ、こんな育ちの良さそうな子たちの母だった私)と我に返らせてくれる。上質な子ども服にはそんな一面もあったりなかったり。

 

じゃあそんな上質な子ども服はどこで買えるのか、というと、私は海外ブランドのものを個人輸入しています。国内ブランドは押し並べてデザインがスタイリッシュすぎるんですよね。私は海外ブランドの、ちょっと大人は着づらいくらいの抜け感のある雰囲気が好きです。

 

数ある海外ブランドのなかでも、よく買うのはスペインの子ども服です。フランスや北欧のものも良いんですが、「無いなー」という奇抜なデザインもあるので。その点スペインのブランドは、ユニセックスかつ着る子どもを選ばない印象です

一番よく買うのはTINYCOTTONS

             f:id:yucarix:20201012150202p:plain

ここの子ども服は生地が抜群です。なめらかで皺になりにくい。毛羽立ったりよれたりもしにくいので、友達にお下がりして戻って来てもまだ着れます。デザインはポップでチャーミング。色もビビッドです。
最近日本語サイトが出来たのですが、同時にちょっと高くなりました。でもこのクオリティは他では手に入らないので、これからも買います。

 

次はみんな大好きBoBo Choses。日本でもおしゃれなセレクトショップには大体置いてありますね。

            f:id:yucarix:20201012150736p:plain

値段のわりにたまに縫製が荒いのが玉にキズ。tinyより生地も薄い気がします。でも一目でBoBoとわかるアーティスティックなデザインはさすがです。
定価だと割高感があるので、アウトレットやセール時にまとめて買っています。

 

最後は知る人ぞ知るPicnik。日本ではビームスに少しだけ取り扱いがあるようです。

             f:id:yucarix:20201012151256p:plain

生地はBoBoと似ていて、tinyには劣ります。くすみ系カラーが多く、シックに着られます。デザインも好みが分かれにくい。

Picnikは日本への送料無料ラインが180ユーロから200ユーロの間という謎レンジで、買い物がしにくいのが難点です。カートから出し入れしながら調整しています。

定価はboboやtinyと同様、Tシャツで30-40ユーロくらい。ただ、常時過去のシーズンのセールがやっています。セールで買った場合、関税込みで5-6割くらいの出来上がりになるので、Tシャツ1枚2,000-3,500円といったところでしょうか。

関税については、boboとtinyは受け取りの際に配達員さんに払っていますが、picnikはコンビニ支払い用紙が別途郵送されてきました。たまたまかな。

Tシャツ1枚2,000円〜3,500円くらいとなると、ユニクロZARAの倍ですが、その価値はあります。倍以上耐久性もありますし、倍以上カワイイ。すなわち我が子が倍以上カワイく見える。

 

個人輸入の際に悩ましいのがサイズ選び。表示年齢を参考にすると失敗しますので、日本のセレクトショップのオンラインショップで、各ブランドの着丈だけ参考にしています。(すみませんいつか買います)
私がダボっと着せるのが好きなのと、長男自体が5歳にしては大きめなので7Yや8Yを買っています。

 

海外の子ども服は本当に可愛い。何も考えずにポチポチしていると500ユーロを超えてきます。金に糸目をつけないのであれば、思い切り子ども服を買ってみたいですね。自分の服なんてどうでもいい。海外子ども服はそんな沼です。

もちろん汚れても気にならない価格帯の子ども服は、また別のところで買っています。その話はまた追って。

ようやく長男(5歳)のプリント学習が習慣化。工夫したことリスト。

最近の長男、成長しています。

筋金入りのつべこべボーイでしたが、つべこべがかなり減りました。つべ、くらいになりました。
緊急事態宣言中の登園自粛期間がピークにひどく、仕事上のあらゆるカウンターパートを差し置いて、長男が最も厄介なクライアントでした。もう思い出したくないあの日々・・・。

最近の特に嬉しい変化は、私が気が向いたときに誘っていたプリント学習を、自主的に毎日取り組むようになったことです。
寝る前の20分程度ですが、「あ、今日プリントやってない」「プリントやって絵本読んでから寝る」と言うようになり、彼の生活のルーチンの中に確かに組み込まれているようです。

私は先取り学習や早期教育にはさほど興味はないものの、机の上の紙に向かう習慣だけは就学前に身につけさせたい、と考えていました。お絵描き等に没頭するようなタイプなら別ですが、男の子の場合はそもそもじっと座るところが最初のハードルだったりもするので。
2歳ごろからゆるくアプローチしていたのですが、5歳目前でなんとか形になった気がしています。試行錯誤した中でそれなりに意味があったと感じていることはこんな感じです。

 

①「おべんきょう」というワードを使わない
②文房具は合うものが見つかるまで探す
③決まった時間に、フルーツを食べながら取り組む
④子どもが自主的に取り組んでいる演出をする
⑤褒めすぎない、叱らない

 

まずは、
①「おべんきょう」というワードを使わない

我が家では「プリント」という呼び方をしています。「おべんきょう」は禁句。
勉強というワードには「嫌なこと」「強制されること」といったネガティブなイメージを持ちやすい傾向にあります。なぜだかわかりませんが、少なくとも私が見ている限り、机に向かうのを嫌がる子は「おべんきょう」という言葉選びをして遠ざけています。
「おけいこ」でも「ドリル」でも何でもいいですが、本人がマイナスに捉えにくい呼称がおすすめです。よほどガッツがある子でなければ、一度嫌だと整理したものに取り組むモチベーションは湧きません。


次に、
②文房具は合うものが見つかるまで探す

繊細ボーイの長男。手が汚れるのを嫌がって集中力が途切れるので、クレヨンや鉛筆はNG。はっきりした書き味が好みで、間違えたころは綺麗に消したい派。

あれこれ買ってみましたが、今のところパイロットのフリクションカラーズに落ち着いています。
子どもの性格にもよるでしょうが、思った通りに書けるというのは、長男にとってはやる気をそがれにくいポイントのようです。

画像1

そして、
③決まった時間に、フルーツを食べながら取り組む

長男と二人で机に向かう特別な時間の小道具として、フルーツを誘い水にしています。初期のころは「フルーツ食べながらプリントやらない?」が誘い文句でした。飲み物なりお菓子なり、子どものテンションがちょっとあがるものであれば何でもいいと思います。
重要なのは小道具をご褒美として使わないこと。「これやらないならお菓子ないよ」「これ終わったらあげる」はNGフレーズです。学習をご褒美のための手段や試練にしてはダメです。

 

最後の2点が最も重要で、

④子どもが自主的に取り組んでいる演出をする

⑤褒めすぎない、叱らない

私の目的は学習成果にはなく、あくまで学習の習慣化です。それにおいて最も重要なのは、学習を嫌いにさせないことです。好きにならなくても良し。分からなかったことが分かる、というサイクルを習慣化して、そこにやがて快感を見出してもらうのが狙いです。

私の仮説ですが、学習が嫌いになるきっかけにはパターンがあります。子どもが「強制されている」「やったらお母さんが喜ぶ」「やらないとお母さんに怒られる」と感じてしまったら、それをリカバリーするのはかなりの困難です。
そもそも私が子どもに勉強してほしいのは、子どものためです。私のためではありません。

私だって永遠に長男と遊んで暮らせるならそっちの方が良いです。そうではなくて彼のために学習習慣をつけようとしているのだから、『本人が自主的に、誰のためでもなく勉強している』という形式を決して崩さないことです。

私は長男の性格を鑑みて「今日はプリントやらなくでいいでしょ。寝ようよ。」とあえて駆け引きをすることもあります。「嫌だ、やる」と本人の口から言わせることで、良い自己暗示にかかってくれている気がします。

 

子ども達にはもちろん幸せになってほしいですが、私は私の人生も楽しみたいので、彼らの学習に最後まで伴走するつもりはないです。
お母さんのために頑張る、というモチベーションを持たれても正直困ります。私が先に死ぬでしょうから、彼らの人生の一部にしか責任はとれません。

さらに私自身の経験からしても、勉強はある一定のバーを超えると孤独なものです。
子どもの学習における自立は、孤独な戦いの第一歩とも言えるのではないでしょうか。

家の中に国境を作った(日本育児のベビーサークル)

随分昔のことになりますが、マロが1歳を過ぎて家の中を自在に動き始めたころ、ベビーゲートを設置しました。

刃物や火の元もあるので、彼を守るためにキッチンの入口に取り付けました。

ところが私がキッチンに入ると、マロがベビーゲートの柵を掴んで、ウエーンウエーンと悲しそうに泣き続けるのですよ・・・。何だか檻に入れているようで気の毒になり、結局キッチンの中に入れたりしていました。

 

そんなことから、あまり便利だった印象が残らず、ベビーゲートは捨ててしまい、次男が生まれたあともしばらくはその類のものは検討せずでした。

 

・・・のですが、結局買いました。
日本育児のベビーサークル、『ミュージカルキッズランドDX』です。

item.rakuten.co.jp


それをサークル状に組まずに、こんな風に使っています。

f:id:yucarix:20200914120207j:image

このように、兄弟間に国境を作りました。

 

5歳になるマロと、1歳のサラ太。
4歳も離れていれば遊ばないし喧嘩もなかろう、とタカを括っていたのですが、とんでもない。
四六時中くっついてるんですよこれが。

1歳と遊んでそんなに君は楽しいのかい?と5歳には問いたいし、何度痛い目をみても兄にゴロニャンしに行く1歳のタフさにも感心します。

永遠に仲良く遊んでくれれば、そこには平和しかないのですが、そんなはずもなく・・・。

 

5歳は加減知らずに遊びを仕掛けるので、1歳が「ウアーン」となります。
あるいは集中して作ったものを1歳に壊された5歳が「あー!ちょっと、おかあさーん!(怒)」となります。

この2パターンの無限ループに、ほとほと嫌気がさし、無念な思いはあれど、物理的に兄弟を分断することにしました。

 

そしてささやかな平和が訪れました。
兄が大好きなサラ太は、国境付近をウロウロ徘徊しがちですが、自力では中には入れないので、このベビーサークルでそれぞれの空間を維持することができます。

 

血を分けた兄弟ですら、仕切りがなければ一日と持たないのだから、人類に国境は必要。ボーダーレスなんて夢物語。

 

ちなみに、このように、ベビーゲートさながらにキッチンに入場規制を設けることも可能です。

f:id:yucarix:20200914120221j:image

プラスチックですがそれなりに重みもあって自立します。
国境でなくとも、適宜次男に触ってほしくないものをガードするために使っています。

2人目以降育児の必須アイテムです。