初めてクソババアと呼ばれた日
それは思ったよりも早くやってきました。
男の子の母親であれば誰しもが危惧するであろうXデー。
(思春期にもなれば、クソババアなんて言われちゃうんだろうなあウフフ)などと思っていたわけですが、4歳ちょっとのマロに言われました・・・。10年早いわ。
最近夜だけおむつのマロ。その日朝一のトイレに行ったあと、「マロお漏らししてない?」と聞いてきました。
おむつを見ると濡れていたので「一回はしたみたいよ」と教えたんです。からの、突然の「クソババア」でした。
初めてのクソババアにはバシーン!で応戦だ、と常々思っていたのですが、あまりにも唐突かつ前倒しのクソババアに、「今なんて言った?」と腕を掴むことしかできませんでした。
マロは自分でもマズいことを言ったと思ったのか、雰囲気で察したのか、むすっとしてだんまり。
母親を4年やっていると、クソババアくらいではカチンと来ません。静かにただ(どうやってクソババアと二度と言わせないか)を考えていました。
クソババアという言葉を知っていること自体は問題ではありません。言いたいなら心の中で言ってもいい。でも口には出してほしくない。
私もマロに「クソガキ」と言いたくなることがあります。でも言いません。そこには理屈なんてない。単に「クソガキ」という言葉が、私の中で言ってはいけない言葉だから。それは誰かにとっては日常のボキャブラリーの一部かもしれませんが、私にとっては一線を超えた言葉です。
子どもにその一線を教えるのは親しかいないですし、その一線の場所は親の良識で決めるしかないと思っています。
あとは、その一時停止線の手前で止まるためのブレーキを身に付けさせることです。子どもは良いアクセルは持っていることは多いですが、ブレーキはデフォルトではついてないので。
ブレーキが配備されるまで、あと何回クソババアって言われるのかしら・・・。