イヤイヤ期は予防できるか(2歳3ヶ月途中経過)
2歳といえばイヤイヤ期。この噂に聞く魔の時期が恐ろしく、なんとか回避・予防することができないか、1年以上前から模索してきました。
今2歳3ヶ月の息子ですが、今のところまだイヤイヤ期は到来していないようです。というよりも、瀬戸際で食い止められているといった方が正しいかもしれません。
まだ前頭葉が成熟していない幼児は、自分の欲求を抑えることができないので、イヤイヤが発動するのは生理現象のようなものです。ところがそのイヤイヤが恒常化してイヤイヤ「期」になるのには、条件があります。それは、
①親との信頼関係が確立していないこと
②子どもの自我の発達に言語能力が追いついていないこと
この片方、あるいは両方のせいでイヤイヤは長期化します。逆に、親との信頼関係が強固で、さらにある程度の言語能力があれば、イヤイヤ期は訪れないというのが私の仮説です。
我が家では、とにかくマロと対等に言葉でコミニュケーションを取ることを心がけています。親は話せば分かってくれる相手である、と彼が信じていて、さらに彼自身に話す能力があれば、自ずとイヤイヤではなく会話で解決しようと思ってくれるはずだからです。
実際、マロは会話に貪欲です。自分で助詞や時制の誤りを言い直すこともあります。伝わっていないと気付くと「ちがう」と否定して別の表現をしてきたりもします。まだ語彙が狭いため上手に言えないときもありますが、感情的になる前に親がサポートして、言語化する習慣を身に着けられるようにしています。
欲求や主張が強くなってくるのは成長の証です。イヤイヤが顔を覗かせたとき、(また始まったか・・・)と思うとそれはイヤイヤ期への入り口ですが、子どもと一緒に問題を解決するチャンスと捉えると案外楽しみだったりします。マロはだいぶ話せるので、そんな幼児らしいイヤイヤも減って来てちょっと寂しい部分もあったりします。
息子の経過やイヤイヤ期の考察についてはまた書きたいと思います。