【おもちゃレビュー】木琴か鉄琴かはたまた・・・(河合のパイプシロフォン)
定番の赤ちゃん向け音系おもちゃと言えば、鉄琴・木琴。単純な動きしかできない月齢でもメロディを奏でることができ、安価なものから1万円を超える本格的なものまで幅広く売られています。
ゾノア社の鉄琴や、ボーネルンドの木琴など色々と検討したのですが、我が家は河合のパイプシロフォンを買いました。
値段
・2,000円代(安い!)
良かった点
・楽器の会社の商品だけあって、音が澄んでいて美しい。
・音程が安定している。木琴は湿度や温度、鍵盤の変形で音がずれやすい。
・鍵盤が音階で色分けされている。
いまいちだった点
・なぜか音階のシール貼りがセルフサービス。
・バチがプラスチック製なこともあり、音が大きい。布を巻いてもまだうるさい。
・脚が取れやすく、ぐらつく。
息子の反応
こちらを購入したとき、まだ私は育児初心者で、音を奏でる喜びを知ってほしい、あわよくば耳の良い子になってほしい、などという甘い期待と妄想の中にいました。
いざバチを渡してみると、加減のわからない0歳の息子が力任せに奏でる騒音は、そんな甘いものではありませんでした。バチの先に布を厚く巻いてもなお、賃貸マンションでは気が引ける爆音でした。
音おもちゃに限らない話ですが、親が遊び方を決めたり、思い切り遊ぼうとしているところを制止しなければならないようなおもちゃは、おもちゃとしてあまり意味がありません。子どもにとってはそれほど興ざめなことはないし、親も子どもの遊びにどこかストレスを感じてしまうからです。
このパイプシロフォンは良いおもちゃですが、単純に我が家の住宅事情には合っていませんでした。親が「音が大きいよ」「夜はダメだよ」などと口を挟んだ結果、マロはあまり触れなくなってしまいました。
音量を調整できるカシオの電子ピアノや、音色がソフトなハーモニカの方が活躍しています。