おもちゃと5歳児と2歳児とイクメンとの生活

かわいい息子たちで実験育児

【おもちゃレビュー】知育絵本『リズムにのってぽんぽんたいこ』

息子にはなるべく背伸びしたおもちゃを与えるようにしています。月齢にぴったり合っていて、開封した途端に気に入って遊んでくれるおもちゃも魅力的ですが、遊び方が分からなかったりうまく遊べないおもちゃが、しばらくして遊べるようになるプロセスに重きを置いているからです。そのプロセスこそが、発達を促していくのではという仮説をたてています。また、その方が色々な遊び方をしてくれてコストパフォーマンスが高いと感じます。与えた時点がピークだと後は飽きていくだけですが、早めに与えるとピークまで行って飽きるまでのスパンが長いです。

マロよりも1歳ちょっと上の子どもがいる友人に、最近遊んでいるおもちゃを聞いてみたところ、この絵本を教えてもらいました。音楽に合わせて太鼓をたたく絵本です。

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値段

2,052円 

良かった点

・内蔵音楽が豊富。おなじみの童謡からジブリ、クラシックまで。どれもメインのフレーズだけの程よい長さ。

・1つの音楽につき1つのボタンが対応。絵柄付きなので、子どもでも鳴らしたい音楽だけを鳴らすことができる。

・太鼓やボタンの音も、水の音や動物の鳴き声など種類が豊富。

・歌詞がついている。

いまいちだった点

・真ん中の太鼓が平面でボタンになっていないので、子どもが押してくれない。

・録音ボタンが主張しすぎている。

息子の反応

両サイドのボタンを押すと、都度違う効果音が鳴ってピカピカと光ります。ボタンを押す感覚とその効果が面白いようで、カチカチとよく連打しています。中央の太鼓パネルも触れると音がするのですが、ボタンになっていない上に光らないので、マロが触れることはほとんどありません。また、録音機能がついていて、好きな音を録音して再生できるのですが、この録音ボタンが赤い星型で目立ち過ぎています。その結果、マロはこのボタンも連打してしまい、せっかく録音したものが次々にマロの興奮した息遣いへと上書きされてしまいます。

好きな音楽のボタンを押して音に乗る姿はなんともほほえましいのですが、この絵本が知育的に何かしら役に立っていそうかというと、クエスチョンマークです。マロが音楽に合わせて太鼓を叩けるようになったらリズム感を養うのに役立つかもしれませんが、今はただ電子音が鳴ったり光ったりするのが見たくてボタンを押しているだけのようです。

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