おもちゃと2歳児とイクメンとの生活

かわいい息子で実験育児

イヤイヤ期考察:イヤイヤには2つのステージがある

息子を観察していて、イヤイヤには大きく分けて2つのステージがあることに気が付きました。

ステージ1: 子どもに要求があるが、それを親が叶えたくない、あるいは叶えられない時のイヤイヤ
ステージ2:とにかく何もかもがイヤイヤ

ステージ1に分類できる具体的なイヤイヤを挙げてみます。子どもはお菓子を食べたいが親があげたくないとき、子どもが着たい服と親が着せたい服が違うとき、子どもは自分でやりたいが、それをやらせていると遅刻しそうなとき。こういったケースがステージ1です。子を持つ親であれば誰しもが経験します。
ステージ2は、子どもの具体的な要求がはっきりせず、何もかもはねつけてしまうようなケースです。癇癪に近く、親としても手に負えないと感じるイヤイヤです。イヤイヤというか「ヤダァァァァ!!!ギャァァァァ・・・」と言った感じ。私はファイナルファンタジーでいうところのバーサク状態と呼んでいます。
親からすると、ステージ1になった時に(げっ、また始まった)と思い、ステージ2に突入すると(もうこうなったらだめだ、困った)となるのではないかと思います。ステージ1と2が地続きに見えます。
ところが実際は、ステージ1と2はなだらかに繋がっているわけではないと私は考えています。子ども自身にとっては明確に違います。
ステージ1のイヤイヤは、大人が言うところの「ビミョー」と置き換えられます。「昼パスタでいい?」「えー、それビミョー」のビミョーです。「じゃあカツ丼にしようか」「それともおやつにしちゃおうか」と現実的な代替案を出して、それが気に入れば消えるイヤイヤです。
一方のステージ2においては、子どもはおやつもおもちゃもどんな代替案も耳に入らず、大きなフラストレーションを感じているのに、最早何が嫌なのか自分でも分からずコントロールを失っています。まさにバーサク状態です。バーサク状態の時の子どもは、理解されない寂しさや行き場のない怒りにあふれ、圧倒的な辛さを感じています。この辛さが決定的にステージ1と違うところです。ビミョーなんていうものではありません。コントロールできない分、接している親以上に辛い思いを抱えています。

このようにステージ1と2は違うものですが、ステージ1での対応を誤ってしまうことがきっかけとなって結果的に2に進化する場合が多いです。

ステージ1の万能薬はもちろん子どもの要求をかなえてあげることですが、常にそれができるとも限りません。そんなときは子どもに理解を促したり、魅力的な代案を速やかに提示することで、イヤイヤをステージ1で止めることができます

子どもがステージ2に突入してしまった場合の攻略法は、まだ発見していません。
私の記憶にある限り、マロは過去2回バーサク状態になりました。1回はひどく泣きわめいた結果食べたものを戻し、もう1回は大事なおもちゃを投げて暴れました。見ていて痛々しいほどの怒りと悲しみに満ちていて、どんな言葉も届かず、別人になってしまったようでした。私にできたのは、ぎゅっと抱きしめてあげて、ただ収まるのを待つことだけ。未だにどうすればよかったのかさっぱりわかりません。

コントロールできないイヤイヤは、親にも子どもにもしんどいものです。起こってしまう前のステージ1での対策を充実させることしかしていませんが、今のところステージ2の出現は2回にとどまっているので、それなりには食い止められているようです。