【おもちゃレビュー】ダンシングアリゲーター(プルトイ)
マロが歩き始めたころ、歩行練習になるようにと、プルトイ(引っ張るおもちゃ)を探しました。我が家が好きな木製で、Amazonのレビューも良かったので、プラントイ社の『ダンシングアリゲーター』を購入しました。
プラントイ社の木もおもちゃは手ごろな値段で色も綺麗なので、木のおもちゃを探したいときは最初にチェックします。
『ダンシングアリゲーター』も鮮やかで派手すぎない色使いで、値段のわりに高級感があります。紐をひっぱると、胴体部分の木の板がカタカタと鳴り、コミカルな動きをしながら進みます。
値段
2,000円強
良かった点
・木の加工が丁寧でささくれ等がないので、安心して遊ばせられる。
・見た目がおしゃれ。インテリアの邪魔にもなりにくい。
・動きがひょうきんで音もするので、親がやってみせると興味は示す。
いまいちだった点
・正しい動きをさせるのが案外難しく、子どもが適当にひっぱると、単に仰向けのワニが引きずられているだけになってしまう。
・普通に歩きながら引っ張ると、ワニの動く姿が引っ張っている子どもから見ることができない。
息子の反応
ぐいぐい引っ張って歩くモチベーションになれば、と思って買ったのですが、結局目論見ははずれ、ほとんど使われることはありませんでした。今考えると、マロの場合は動きを観察するのが好きなので、おもちゃの動きが見えないプルトイ(引っ張るおもちゃ)ではなく、押し車のようなプッシュトイ(押すおもちゃ)の方が良かったと思います。プルトイの方がスペースもとらないというメリットはありますが、子どもの好みと親の都合は別ですね・・・。
たまに引っ張り出されて、かわいそうに仰向けのまま市中引き回しとなっているワニを見かけますが、マロはそれもすぐに飽きてしまいます。見た目は可愛いので、しばらくは置いておいて様子を見ようと思います。
同じくプラントイ社のプッシュトイ。長く使いそうにないので、今から買うかは悩ましい・・・。
【おもちゃレビュー】河合楽器 パズルボックス(型はめ)
非常に物持ちが良い義理の実家。そんな義実家から、「昔うちの子どもたちが使ってたものをあげる」と送られてきたのが、河合楽器の『パズルボックス』。いわゆる型はめのおもちゃです。夫が遊んでいたものなので、かれこれ30年近く前のおもちゃです。年季が入っています。木のおもちゃが良いなと思うのは、時間がたっても古臭くなく、むしろ味が出てくるところにあります。
飴色の木目や意味不明な落書きを見ているだけで、ついこのパズルボックスが辿って来た30年に思いを巡らせてしまいます。色白のパーツは、マロに引き継ぐに当たって、なくした部品を義理の母親が手作りしてくれたものです。
値段
0円(お下がりなので。新しく買うと5,000円くらいするようです。)
良かった点
・使い込まれた木のおもちゃを受け継ぐ、というだけで満足度が高い。丈夫でまず壊れない。
・箱の蓋が乳幼児でも簡単に持ち上げて開けられるようになっていて、開けておもちゃを入れたり、カチカチと閉まる音を楽しんだりしている。
いまいちだった点
・型はめ全般に言えることだが、難易度が高い。
・目の前で親がやってみせても、リアクションが薄い。まだ面白みを感じないらしい。
息子の反応
譲り受けて1年近くたちますが、マロは一度も自力でパーツを入れられたことがありません。「ここに入れるんだよ」と親が穴に誘導しても、角度次第ではなかなか入らない。偶然成功しても、その穴に他の形も入ると思ってしまうようで、入らないパーツをガツガツとぶつけ、やがて癇癪をおこしてしまいます。1歳半の彼にはまだ早いおもちゃのようです。
型はめおもちゃのポイントは、できなかったことができるようになるという成功体験の醸成にある気がします。できない今は面白いおもちゃではないでしょうし、間ももたないのですが、いつかホイホイと入れてしまって「簡単でつまらないね」となる日がくるのでしょう。ある意味、つまらなくなるところが型はめおもちゃのゴールではないかと思います。
全く同じパズルボックスが、30年たった今でもまだ売っています。長く愛されるおもちゃにはそれだけの理由があるのだと思います。そんな日が来るかわかりませんが、マロの子どもにも使ってもらえるように大事に保存したいおもちゃです。
【おもちゃレビュー】くだもの・やさいカード1集
『リングカード・ABC』の反省から次に買ったのが、くもんの『くだもの・やさいカード1集』です。身近な果物や野菜が写実的な絵で描かれていて、裏には名前だけではなく、実のつき方や簡単な解説まで書かれています。
値段
972円
良かった点
・絵がかなりリアルなので、言葉の覚え始めには最適なカード。
・値段のわりに情報量が多く、お得感がある。
いまいちだった点
・特に無し。幼児期にはこれ以上ないカード。語彙が増えればフラッシュカードのように使って発語のスピード感を鍛えることもできるし、カード裏の説明も一緒に楽しめる。遊び方を変えながら長く使える。
息子の反応
まだ話せない時期から、絵の中の果物を手でつまんで食べようとしていました。そのくらい絵がリアル。言葉の進んだ最近では、絵を見せると名前を当てられるものも出てきて、成長が嬉しい今日この頃です。ただし、好物はイチゴでもミカンでも全部「りんご!」になっています・・・。訂正しても「りんご!」と言い張ります。
シリーズで『動物カード』や『生活道具カード』もあるので、息子の興味関心に合わせて書い足したいと思っています。
【おもちゃレビュー】リングカード・ABC
私が幼い頃カード好きだったので、子どもにもカードを、と思っていました。一番最初に買ったカードがこれ。デパートで赤ちゃん向けのカードとして売られていて、息子が6ヶ月にならないくらいに買いました。
厚紙の表にイラスト、裏にその英名と和名が書いてあります。穴が開いていて、プラスチックのリングでひとつに束ねられます。大きくてカラフルな単語カードのようなものです。
値段
2,160円
良かった点
・まだ早いかなと思ったものの、次々にめくって眺めたり、箱からぶちまけたりして遊んでいた。ビビッドな色が赤ちゃん向きなのかも。
・紙が厚手でしっかりしており、なめてもかじってもへたれない。
・角が無いカードなので安心して遊ばせることができる。
・リング単品でも、腕にかけたりして楽しんでいた。
いまいちだった点
・イラストがかなりデフォルメされており、一体何の絵なのかわかっていない様子だった。おそらく未だに良く分かっていないので、このカードを英語教育に使うのはまだ先になりそう。
・やや高い。
息子の反応
このリングカードで良かったのが、息子が紙をめくるという動作を覚えたこと。集積した紙に対する物質的興味が、今の息子の絵本好きにつながるきっかけになった気がします。それだけでも買ってよかったと思っています。絵本だと力加減がわからず破ってしまう子でも、カードなら安心。
イラストは大人でも首をかしげるようなものもあり、名前当てのようなカード遊びには向きません。そのため、最近ではほとんど手に取らなくなりました。言葉を教えるのであれば、実際の見た目に近いものでなければ駄目なのかも、とこのリングカードで逆説的に気が付きました。