おもちゃと5歳児と2歳児とイクメンとの生活

かわいい息子たちで実験育児

【絵本レビュー】『ちっちゃなミッケ!(のりものがいっぱい&1・2・3とあそぼう)』 

『きんぎょがにげた』で見つける系絵本の良さを知り、他にもないかと調べて『ミッケ!』を知りました。いくつかシリーズがあるのですが、この『ちっちゃなミッケ!』が小さな子どもにぴったりです。左のページに車やおもちゃなどの写真が載っていて、それと同じものが右のページに隠れています。それ以外の普通の『ミッケ!』だと、文章から隠れているものを探すようになっていて、まだ語彙の少ない1歳児には楽しめないかもしれません。

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最初に買ったのは『のりものがいっぱい』の方です。折角なら好きなものを探す方が楽しいかなと思って買いました。結構難しいです。青い車を探すにしても、他の色の車に紛れ込んだりしていて、1歳になりたてのころは一部のものしか探せませんでした。『のりものがいっぱい』と銘打ちつつ、なぜかカエルや脱ぎ散らかした靴下を探せという指示も出されます。マロはそんなのお構い無しに、好きな列車や消防車を指差します。

少しずつ探せるものが増えてきた頃に『1・2・3とあそぼう』を買いました。数に親しんでもらって、ゆくゆくは理系に・・・という下心も無くはないです。この本はよくできていて、例えば2のページには、数字の2だけでなく、2にまつわるものがあちらこちらに出てきます。隠れた2を一緒に探しながら、楽しんで数の概念が身につく良書です。外出先に気軽に持って行ける小ささもポイントが高いです。

この本のおかげか、最近のマロは数に興味を持ち始めました。親の劣等感や憧れを押し付けるのは良くないとわかってはいるのですが、(理系の息子って何だか良いな)と思ってしまう未熟な自分がいます。