息子を積み木教に入信させたい③ ~高コストパフォーマンス積み木~
日があいてしまったので、今日は結論から。
子どもが積み木で遊んでくれるかわからないので、初期投資を抑えたい。でも品質は妥協したくない。
こんなお悩み、少なくないはずです。そんなご家庭には、『小さな大工さん』の積み木一択です。
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小さな大工さんは、福岡にある材木店の積み木ブランド。極めて良心的な値段で、高品質な積み木を提供しています。我が家は2セット購入しました。
サンプルを360円ぽっちで取り寄せられるので是非手にとって欲しいのですが、もううっとりする造形美。スゥッと吸い付くように積めるんです。気持ちよくて無意識のうちに積んでしまう。面取りが最小限なので、テキトーに積んでもピタッと綺麗。
こんな素晴らしい白木の積み木が、一箱10,000円前半。高いと感じるかもしれません。
ではここで他社の積み木を見てみましょう。
高品質積み木の相場はこんなものです。上記に勝るとも劣らないクオリティの積み木を、「大丈夫?職人さんお給料払われてる?」と不安になる良心的な価格で提供している優良企業。それが小さな大工さん。上場してたら株買いたい。
さらに、小さな大工さんにはビー玉転がしセットがあるのも決め手になりました。
マロは、どちらかというと積み木と相性の良くない子どもだと思います。
圧倒的聴覚優位なため、視覚に訴えかけるおもちゃには興味が薄い。(子どもの認知特性についてはこちら)
さらに私に似て諦めが良いので、ズレたり崩れたりすると、あっさり遊ぶのをやめてしまいます。
それでも、ビー玉転がしだと熱心に遊びます。これ、ピタゴラスイッチファンの子どもには、間違いなく刺さります。
以前記事にしたくみくみスロープよりも、コースの組み立てが手軽です。小さなコースなら深く考えずに作ってあげられます。積み木は手に取らない子でも、玉転がしなら大好きな子も多いのではないでしょうか。
このビー玉転がしで良いのが、「崩したくない」という気持ちを子どもに持たせられる点です。
マロは、2歳になっても親が作った積み木を破壊したがるサイクルからなかなか抜け出せませんでした。ところがビー玉転がしとなれば別。壊れると転がらないことを理解しています。
小さな大工さんのビー玉転がしを経て、崩れたところを直したりする行動が見られるようになりました。
積み木を、壊す対象ではなく、造形物を作ることのできる素材として認識し始めたのでした。
大きな前進ではありますが、まだ立方体や直方体の積み木を自ら積むステージには立ちません。どうしたらいいものかと考えて、小物を使って工夫してみました。④に続きます。