おもちゃと5歳児と2歳児とイクメンとの生活

かわいい息子たちで実験育児

外食に行くと驚かれる息子(外食トレーニングについて)

我が家は私もイクメンも美味しいものが大好き。ふたりとも舌に支配されながら生活しています。家で美味しく調理したものを食べるのも好きですが、基本的には外食が好き。週末は昼も夜も外食です。
子どもができても外食だけは諦められなかったので、マロには外食に連れて行ける振る舞いを身につけてもらうよう、あれこれ工夫しました。完全に親のエゴです。でも、行ける場所の選択肢が減らないことは、彼にとっても悪いことではないと思います。たぶん。
トレーニングの結果、外食に行くと必ずと言っていいほど驚かれるまでに仕上がりました。回らない鮨屋のカウンターでも座っていられます。暴れ騒ぐことなく2時間程度ならじっと食事することができ、「この子ならいつでも連れてきて」と言ってもらえます。
ここに至るまでの、外食トレーニングのポイントをまとめました。


①子どもの好きなものを選ばせて注文する。
ジュースでもフライドポテトでも、好物を頼みます。普段は我慢させているものだと、より喜んで食事に集中してくれます。
親が決めずに、子どもに選択肢を提示してメニューを選ばせるとより効果が高いです。「マロが選んだ美味しいぶどうジュースまだかなあ?いま準備してるかなあ?」と、待つ楽しみで間がもちます。大人はビールが遅いとイラつきますが、子どもはお店のオペレーションには比較的寛容です。


②お店の人とコミュニケーションを取らせる。
これはケースバイケースで、もちろん相応しくない場面もあります。
お店の人が子どもにフレンドリーな場合、子どもに直接コミュニケーションとらせます。「おかわり」や「おいしい」だけで充分です。お店の人とのやりとりが生まれると、退屈しにくいのもありますし、場の一員としての自覚が生まれます。おいしいものを持ってきてくれる人を困らせたくない、という情操も育てます。


③騒いでも良い店には連れていかない。
これ一番重要です。じっとできない子どもをファミレスで騒がせていませんか?絶対だめです。そのままだと小学生になっても騒ぎます。
「かちっとしたレストランではだめだけど、ファミレスなら騒いでもOK」というのは、線引きとしてファジー過ぎます。大人はファミレスであれフレンチレストランであれ、静かに座って食べます。子どもにも同じルールを適用すべきです。
落ち着いたお店で、周囲を観察させながら食事するトレーニングを繰り返すことで、子どもは確実に外食慣れします。

どうしても間が持たなくなったときは、シールブックがおすすめです。音も出ないし散らかりません。Amazonで「シールブック」「sticker book」で探すと沢山出てきます。常時2-3冊持ち歩いています。

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外食トレーニングをしておくと、外食時以外でもいいことが数多くあります。結婚式やコンサートにも気兼ねなく連れていけますし、化粧品カウンターに座らせてゆっくり買い物もできます。
子どもを理由に諦めることが減るのは、親にとってひとえに最高です!子どもにとっても、経験値を積めるという点でメリットは多いと思います。たぶん。