息子との歯磨き戦争に終止符を打ちました
息子も世の子どもの例に漏れず、歯磨きが嫌いです。暴れるのを押さえつけて無理矢理磨いていたら、ある日チアノーゼになってしまいました・・・。
唾液で気道が塞がれ、一時的に呼吸できなくなったようです。私は紫色に変色する息子の顔がトラウマとなり、息子は息子でトラウマとなり、歯磨きができなくなってしまいました。そこから「スムーズ歯磨きプロジェクト」が始まりました。
歯磨きの意義を絵本で教える
我が家はアンパンマンに頼らない、ノーパンマン育児を推進しているため、「歯を磨かないとバイキンマンが来るよ」との脅しは使えません。代わりに、電車大好きの息子にこんな絵本を買ってみました。
結果、全然だめでした。
電車パワーをもってしても、歯磨きの不快感は誤魔化せませんでした。
歯磨き絵本は他にも買ってみたのですが、どれも効果なしでした。親の魂胆が見え見えなのか、効果がないばかりか、絵本は大好きなのに歯磨き絵本には興味をもたなくなりました。
親の歯を磨かせてみる
最近自我が強くなってきたマロ。一方的な仕上げ磨きでプライドが傷つくのかもと思って、私の歯を磨かせてみました。
マロは嬉しそうにやってくれましたが、雑に磨かれるので、私は怖いやら痛いやらでした。(人に磨かれるとこんな気持ちなのね)と、私の学びにはなりました。
フレーバー付きフロスで口を開ける
歯磨きをしようにも口を開けてくれなくなっていたので、子ども用のフルーツ味フロス『フロッシー』を導入しました。私のフロスよりも高価ですが、個包装で衛生的ですし、マロの狭い歯間にもするっと入ります。糸部分にほのかに味がついていて、息子はこのフロスなら嫌がることなく口内に迎え入れてぺろぺろ舐めてくれます。
音波ブラシを導入
フロスを味わっている隙を狙って、すかさず息子の口に音波ブラシをねじ込みます。ここまでくればもうこっちのものです。手磨きほど痛くないのか、もしくは観念するのか、一度ブラシをあてると最後まで磨かせてくれます。テテオの電動歯ブラシを使っていますが、ライト付で口内がよく見えておすすめです。替ブラシが高いのが難点。
紆余曲折を経て、フレーバーフロスと音波ブラシのおかげで平和に歯磨きさせてくれるようになりました。予防目的で月一でマロを歯医者に連れて行っていますが、よく磨けていると太鼓判をもらっています。
子どもの歯磨きに悩んでいる方は多いと思いますので、ご参考まで。