【絵本レビュー】『ぽんちんぱん』(柿木原政広)
息子が話し始めた1歳ごろに、口ずさみやすいリズムフレーズが出てくる本を与えてみようと思って買いました。
食パンやロールパン等、いろんな種類のパンが出てきて、かじられたりちぎられたりした姿に変わります。「ぽんちんぱん」「ちぎちぎぱっぱ」といったリズミカルなフレーズがそれに添えられています。ストーリーはありません。
気合をいれて「ぽん、ちん、ぱぁん!」と煽ってみたのですが、マロは無反応です。「ぽんっ、ちんっ、ぱんっ」とスタッカートをきかせても駄目。残念ながらマロの音楽性には合わないようでした。
リズムフレーズ系の絵本は親の演技力も重要なので、ノリと勢いに自信の無い私にはハードルが高いと感じました。一方で、保育園で読み聞かせてもらっている「じゃあじゃあびりびり」や「がたんごとん」は、気に入って家でもぶつぶつと口ずさんでいます。保育士さんのテクニックもあるでしょうし、友達との唱和の楽しさもあるのでしょう。リズムフレーズ系絵本は保育園に任せることにして、うちでは買わないことにしました。
マロは一日の半分以上は保育園で過ごしているので、絵本もおもちゃも、保育園にあるものも含めてラインナップを考えるようにしています。