【おもちゃレビュー】3-4歳におすすめ!ラベンスバーガー社のお買いものゲーム
長男のマロですが、3歳半ごろからプレイできるアナログゲームが一気に増えました。
同時に勝ち負けへのこだわりが強くなり、負けると癇癪を起こしてしまうのが辛いところ・・・。敗北の味を知って負けず嫌いな子になっていってくれればと思っています。
最近の彼のブームで、3-4歳向けのキッズゲームをお探しの方にお勧めしたいのが、ラベンスバーガー社のお買いものゲーム。
すごろくゲームの一種ですが、ゴールのマスはなく、手持ちのお買い物リストの品物を買い揃えたら勝ちです。
値段
2,000円。紙製なのでこんなものかもしれませんが、印刷も紙質もなかなか。お得感あります。
良かった点
・品物の値段を見てお金を出す、というお買い物の基本動作が身につく。
・買うときはコインをスリットから箱に入れるギミックが、子どもにはたまらない模様。マロはお店の品物を補充する作業も好き。
・幼児向けゲームによくある運任せだけではなく、勝つためには多少の思考も必要。
いまいちな点
・遊ぶまでのセットアップに時間がかかる。八百屋、肉屋、パン屋、スーパーの4店舗それぞれに商品を並べる必要がある。私は面倒だが、子どもは案外楽しんでやっている。
このお買いものゲームで良いのが、買い物の基本を押さえつつ、子ども向けのレベル管理が絶妙な点。例えば付属のさいころの目が6ではなく4までなのですが、これも子どもとプレイしてみると実に丁度良いんです。15分とか20分程度で勝負がつきます。これが10分だと短すぎるし、30分だと長すぎる。
お金が足りなくなったら銀行に借りに行くルールもあって粋です。さらに、お店に並んでいる商品は売れる補充されるのですが、古い商品は安くなるようになっていて、これも芸が細かい。
さいころの出目だけではなく、どの商品をどこでいくらで買うかの判断次第で勝ち負けが決まります。キッズゲームってどうしても運任せのものが多く、大人がやるとつまらないんですよね・・・。このゲームに関しては、若干ですが戦略の余地があるので楽しめます。
ベーシックな金融教育にもなり、男女問わずおすすめのキッズゲームです。