おもちゃと5歳児と2歳児とイクメンとの生活

かわいい息子たちで実験育児

息子を積み木教に入信させたい② ~積み木選びの基礎~

引き続き積み木についてです。
子どもを積み木教に勧誘するためには、何は無くともまず良質な積み木が必要です。では良質な積み木とはどんなものでしょうか。


・基尺が合っている
・白木である
・高い


ひとつずつ説明します。いや、させてくださいお願いします。
積み木を買う上で必ず知っておかなればならないのか基尺という概念です。基尺の詳しい説明についてはプロに委ねます。この辺のサイトがわかりやすいです。

積み木の選び方 おすすめの積み木|木のおもちゃ がりとん

【Q&A】積木の基尺 どれがいい?:おもちゃ:百町森

 

基尺が合っていないとはこういうことです。
どの形を組み合わせると高さ(長さ)が揃うのか、直感的に分かりにくい。

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基尺が合っているとこうなります。
立方体1個分が直方体の短い辺と、2個分が直方体の長い辺と同じです。基尺が合っていると、ぽんぽん乗せていくだけで安定します。

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基尺さえ揃っていれば、快適に積み木で遊べます。たくさん積んでもズレがなく安定するので、大きなものも作れます。

4cmの辺を2個つなげて、8cmの辺とぴったり合わせる。これは数の概念の基礎と言えます。基尺が合ってこそ、積み木は知育玩具として成り立ちます。基尺を無視して積み木を買うのは、木片に大金を投じているのと同じです

 

次に積み木の色ですが、これは白木一択です。

色付きの積み木で遊んでいると、いつか必ず、欲しい色が足りないという現象にぶち当たります。そして子どもは、パーツが足りないと知るやそこで遊びをやめてしまうものです。
積み木は、赤い屋根にも灰色の道路にも緑の植木にもなりうる白木が基本です。おしゃれな色付き積み木はその後です。

 

そしてこれは結果論なんですが、良質な積み木は高価です。対偶をとると、安い積み木は良いものではありえません。

積み木の作り方を考えると納得できるはずなのですが、積み木は作るのに時間と手間のかかるおもちゃです。適した木材を調達し、湿気で形が変わらぬよう時間をかけて乾燥し、正確に切り出して磨いて作ります。積み木は生き物でできているのです。

生きている木を加工し、何年も同じように遊び続けられるおもちゃにしていくのですから、高価で当然です。

 

次回は我が家が選んだ積み木についてです。
こんなことを書いておいて何なのですが、あんまり高価ではない良質な積み木を選びました・・・!