おもちゃと5歳児と2歳児とイクメンとの生活

かわいい息子たちで実験育児

子どもの言葉を早くするコツ

息子は1歳の頃からまとまった文章を話し始め、2歳5カ月の今では、コミュニケーションにおいて困ることが全くと言っていいほどなくなりました。恥ずかしながら私も相手が2歳だということを忘れて口げんかしていることがあります・・・。
早く言葉を話して欲しいと思い、0歳のころからあれこれ試していましたが、今振り返るとコツのようなものがあった気がするので、忘れてしまう前にまとめました。取り組みやすい順にしています。

シャドーイングさせる。
教えたい言葉はとにかくリピートさせていました。長い単語だと一発ではうまくいかないので、親と同じ発音が再現できるまで繰り返します。これはシャドーイングという手法で、私自身英語学習で実践して効果を感じていました。
子どものおしゃべりは、実の親だと聞き取れても、その他の大人にはサッパリ何を言ってるのかわからないことがよくあります。シャドーイングを徹底すると、発音と滑舌が綺麗になり、誰にでも聞き取れる話し方に近づきます
シャドーイングを癖づけたことで、マロは分からない言葉や気に入ったフレーズを聴くと、ボソボソと自ら呟いてダウンロードするようになり、自発的に語彙を広げられるようになりました。

②助詞や副詞、時制の誤りをしつこく直す。
コミュニケーションを早期に確立させる上で、最も重点を置いたのがここ。はっきり言って、名詞のボキャブラリーをいくら増やしても、コミュニケーションにおいて即効性は期待できません。私たちが英語圏の人でもびっくりするような難しい英単語を知っていても、英語ができないのと同じです。
助詞や副詞、時制などの一見オマケに見えるパーツを使いこなせると、表現が一気に深まり、本当に言いたいことが伝わりやすくなります。
例えば、先日息子が遊んでいるのを中断させたときのこと。「まだ!まだやりたかったのにー」と息子が言いました。こう言ったときは、実は無理にやめさせても問題ありません。「やりたかった」と、彼の中でも過去の欲求として処理されており、やめさせられてもあっさり受け入れます。
一方で「まだやるの!」と言うときは、中断させるのは得策ではありません。無理矢理引き剥がすと、バーサク状態に突入する恐れすらあります。時制や助詞が使いこなせると、子どもの真意が分かりやすくなり親も便利です。

③テレビや動画を控える。
あくまで私個人の体感ですが、家事育児がワンオペになっていて、子どもにテレビを見せて家事の時間を作っている家庭ほど、子どもの言葉が遅い傾向にあるように感じます。
テレビや動画は、膨大な情報を刺激的な方法で提供しています。それは言葉のシャワーと捉えることもできますが、語りかけのない一方的な言葉を大量に浴びせると却って言葉が遅くなる、というのが私の仮説です。
我が家のテレビとの付き合い方についてはまた改めて書きますが、息子のテレビや動画の視聴は最低限にしてきました。その結果、大人からの語りかけに対する吸収力が保たれ続けているように感じます。

④集団生活をさせる
なんだかんだで、保育園に行っているのといないのとでは、大きな違いがあったと思います。親とだけ話せるレベルにはすぐにもっていけたと思いますが、新しい話題を提供したり、親の知らない語彙を披露しているのは、明らかに保育園のおかげです。話していてこちらも楽しいです。
集団生活が難しい場合、年長の子どもと遊ばせたりすることでも言語の刺激を受けられると思います。

あと小技ですが、マロが欲しいものを「牛乳!」「おかし!」と要求するのが、なんだか命令されてるようで気に入らなかったので、「〜ください」を教えました。「牛乳!」と「牛乳ください」では大違いです(親にとって・・・)。イラッとする機会がぐっと減るのでおススメです。
最近は息子のおねだりテクにも磨きがかかっており、「お母さん、チーズくださいませー!」なとど慇懃に頼んでくるので、ついついあげてしまいます。