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【絵本レビュー】『いないいないばあ』(松谷みよ子)

当時としては画期的な赤ちゃん向けの本として出版され、50年間も愛されている松谷みよ子さんの一冊です。

と、Wikipediaに書いてありました。私は恥ずかしながら知らず、出産祝いに別々の方から2冊いただいたことで、その人気と歴史を知りました。息子に一番最初に読んであげた絵本です。

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最初に顔を手で隠した動物が描かれていて、ページをめくると手を離して「ばあ」とやっている姿が現れます。仮に「いないいないばあをテーマに絵本をつくる」という課題があったとしたら、10人中8人はこの構成にするだろうと思われる原始的な絵本です。

マロが外部の刺激に反応し始めたころ、張り切ってこの本を読み聞かせたのですが、リアクションがなくちょっとがっかりしました。以降本棚の奥に眠っていたのですが、1歳過ぎてから食いつきがよくなってきました。何か絵本読んであげるよ、というと、高確率で「ないないばあ ないないばあ」と呟きながらこの本を持ってきます。正直かわいらしいとは言えない、むしろちょっと不気味な絵柄だと思うのですが、「ばあっ!」と開くたびに「にゃあにゃあ」「こんこん」「ちゅうちゅう」と、うれしそうに動物を指差します。

おそらくマロにとっては、『いないいないばあ』は既に内容を獲得した絵本なのではないかなと思います。出てくる動物達も認識していますし、ページの展開も既に知っています。だからこそ、予想通りの展開やその繰り返しが面白いのだと思います。一方で、読み聞かせる大人からすると、予想通りのことが繰り返されると、非常につまらなく感じます。私もマロがこの本を持ってくると、(またこの本か・・・・・・)とげんなりするのですが、マロの嬉しそうな表情を励みに何回も読んでいます。