おもちゃと5歳児と2歳児とイクメンとの生活

かわいい息子たちで実験育児

お兄ちゃんになった長男が「僕もおっぱい飲みたい」と言った。

私も次男も経過は良好で、お世話になった産院を予定通り退院、家族4人での生活が始まりました。


何だかいつもとマロの様子が違う、と感じたのは退院後すぐ。わがままになり、言葉遣いも荒く、思い通りにいかないとものを投げる行動も目につきました。

私もイクメンも自身が第一子なので、下の子が出てきた時の葛藤はよーくよーく理解しているつもりでした。なので、妊娠中から第一子ファーストを心がけ、マロを無理矢理お兄ちゃんにしないことに心血を注いでいました
それでもやっぱり、彼の心は穏やかではないようでした。


赤ちゃんへの嫉妬そのものをなくすことはできませんが、何か親にできることがないか、マロと2人きりになって話してみました。
普段は弁が立つマロですが、気恥ずかしいのか、自分の葛藤を表現する語彙が足りないのか、言葉少なでした。いつもより小さな声で言葉にしてくれたことは2つ。


赤ちゃんはうるさいし、うるさくしても怒られないのが嫌だ。


そして、


僕もおっぱいを飲んでみたい。


「赤ちゃんがうるさい」と言う割に、マロは赤ちゃんのノイズを気にしている様子はありません。むしろ、泣いていると積極的に様子を伺っているようにも見えました。
「赤ちゃんばっかりずるい」という思いはもちろんあると思います。ただ、観察していると、それだけではないのかも?と思いました。
具体的には、赤ちゃんがぐずったときに、子どもの自分だけ為す術がないことに疎外感を覚えているようにも見えました

試しに、彼が能動的に興味を持ったタイミングで、赤ちゃんのお世話を手伝ってもらいました。すると自信がついたのか、マロは自分から赤ちゃんに関わることが増えてきました。

手伝ってもらう、とはいえ、実際は余計な手間と時間がかかるわけです。
3歳児のやる「お世話」なので、赤ちゃんは沐浴で顔に水をかけられたり、手を踏まれたり、散々な目にあっています。ただそこで水をさすと、マロが赤ちゃんと関わるのを避けてしまう気がするので、大目にみています。次男には気の毒ですが・・・。


「おっぱいを飲んでみたい」については、1回だけ飲ませて(なめさせて)あげました。「お・・・美味しい!」と言いつつ、その後二度とねだることはありませんでした。
こちらは赤ちゃんへの嫉妬というよりも、単純な好奇心だったようです。そして美味しくなかったようです。


私はマロと同じ長子として、精一杯彼に寄り添い、彼のペースで2人目の存在を受け止められるよう、ケアにつとめてきたつもりでした。

マロのことが大切であることを日々表現し、「お兄ちゃん」と呼ばないようにし、赤ちゃんに授乳中でもマロとの遊びを優先しています。
私自身が親にこうして欲しかった、と思いつくことをしているつもりだったのですが、それは若干空振りだったのかもしれません。彼はむしろ自分なりにお兄ちゃんになりたいようです。

私はといえば、下ができて親のアテンションが分散したことを、大学入学まで引きずっていました。小さな人間です。それと比べると、マロは健全な葛藤の過程を踏んでいるようです。

第二子次男(サラ太)が産まれました!

つい先日、第二子となる次男を出産しました。

予定日より2週間早かったですのですが、かなり大き目で、激痛の出産となりました。久しぶりの新生児を堪能していると、そんなこともすぐに忘れそうですが、でも間違いなく痛かったです。人間のお産って痛すぎやしませんかね。無痛分娩の技術ってもっと洗練されないんですかね・・・。

次男はまだ産まれて間もないですが、早速マロとは全く違う子の気配。これからの育児が楽しみです。
もうすでにおぼろげなのですが、今回の出産レポを残しておきます。


17時ごろ 

友人宅でのホームパーティ中に腹痛。食べ過ぎかな?と思いつつ一応陣痛時計を始動。


17時半  

約15分おきに痛みの波があるので、念のため酒くさいイクメンとマロを連れて帰宅。帰宅中にも10-15分おきの痛み。まだ歩行も会話もできる程度。


18時  

帰宅。間隔は10-15分のまま。迷いながら産院に電話。経産婦なので念のため来てくださいと言われ、陣痛タクシーを呼ぶ。


18時20分ごろ

電話から5分強で陣痛タクシー到着。「ビニールとバスタオルお持ちですか?」と言われ陣痛タクシー名乗りながら用意してねえのかよ、ただの迎車タクシーじゃねえかよ)と心の中で悪態をつきつつ、母親と乗りこむ。
酒くさいイクメンと爆睡しているマロは留守番。


19時ごろ

産院到着。タクシー内で痛みが強くなる。我慢はできるが、話しかけて欲しくなくなる程度。
すぐにLDRに入り、分娩台に座ったまま担当の助産師さんから妊娠歴等について問診を受ける。(カルテ見たらわかるでしょ・・・)と思いつつ、陣痛の合間に答える。


19時半ごろ

子宮口が4センチ空いており、このままお産になりそうだと言われる。陣痛の間隔はもはや覚えていない。母親に腰を押してもらうと気持ち楽になるので、お願いする。痛みは強いがまだ呼吸で何とか逃せる。


20時〜21時半

地獄の時間。回を重ねるごとに、一人目とは比べものにならないほどの激痛が押し寄せ、痛みがない間の意識が朦朧とする。
気に入った体位を模索しながら、

「痛いよー痛いよー。誰か助けて!」
「なんで私ばっかり・・・ひどいよ・・・」
「誰か代わってー!」
「いつ終わりますか?」

などと意味がありそうな言葉を紡いで気をそらす。
いよいよ痛みがMaxになってきて、怒りに似た感情が湧いてくる
自分だけが理不尽なほどの痛みに耐えていることに妙に腹が立ち、助産師さんの肩に噛み付いて痛みを逃すことを思いつく。これが不思議と気が紛れる。謝りながら齧り付くおばちゃんを「全然大丈夫ですよー」と笑顔で受け入れてくれた年下の助産師さんが女神様に見えた・・・。


22時ごろ

子宮口が全開だと告げられる。にわかにLDR内に人が集まってくる。ボロボロのメンタルの中で(終わりが見えた!)と思うも、「あとは破水すれば・・・」というようなことを言われる。
(ならば破水させてやる・・・!)と念を送りながら陣痛と一緒に叫ぶとプチンという音がして破水。


22時40分

次男爆誕頭と肩を出すところまでは自分でいきみ、後半は助産師さんが引っ張ってくれた。つるんと出て行く感覚があり、全ての痛みが終わる。
横目で次男の無事を確認。


マロのときは少し麻酔を入れたので、完全な自然分娩は今回が初めて。時間にして3時間半のいわゆる安産だったようですが、本当に本当に痛かったです
よく出産報告で、スッキリした顔のお母さん写ってるじゃないですか。あれ見ると涼しげで、一仕事終えました、くらいに見えますよね。でも実際はちょっと違う気がします。この世のものとは思えない痛みに蹂躙された人にしか辿り着けない、何かを悟った表情なんだと思います
私自身も、もう自然分娩なんてまっぴらごめんですが、経験としてやってみて良かったです。何だか生物として誇らしいことを成し遂げたような気分です。

 

何度か悲しい経験をしてきてやっと出会えた次男。他のどの子でもなく、彼が私たちのところへやってきてくれたことには何か意味がある気がします。

彼を妊娠している間、無性に体が欲していてサラダばかり食べていたので、サラ太と呼ぶことにします。マロの育児でうまくいったところを取り入れながら、違いを楽しんで行けたらと思います。

めばえ教室の知能診断が素晴らしかった

最近は専ら、日に日に膨らむお腹を抱えてマロの習い事探しに奔走しています。
モンテッソーリ教室は良かったのですが、「これをやって何を得られるんだっけ?」と疑問に・・・。「お金も時間も使う以上、もっとわかりやすいプログレスが見える習い事がいいかも」と思い始めたのです。字が読めるようになるとか、計算が早くなるとか。そこで、いわゆる賢い子を作る系の幼児教室を探してみました。

実際見始めると、それぞれ千差万別。お受験に特化しているところ、フラッシュカードを使うような早期教育を得意とするところ、インターナショナルスクール寄りのところ。
その中で気になったのが、母親に教えてもらっためばえ教室でした。お受験を視野に入れない、小学校の入学準備に重点を置いた少人数制の指導を掲げています。


良かった点
・安い。年間4万円の教材費はかかるものの、月謝は6,500円と幼児教室にしては格安。
・年少は1クラス7人。指導者は2人で、個別指導に近い。
・クラスごとに知能指数足切りがあり、他の子のペースに引っ張られにくい。
・定期的に独自の知能テストで習熟度をはかり、親と面談する。(プログレスが見える!)


いまいちだった点
・遠い・・・。めばえ教室は基本的に郊外の大型スーパー内に教室を配置し、親が買い物している間に子どもを学習させられることを売りにしている模様。結果、都心住まいにはどの教室も距離的に難あり。


体験授業はタイミングが合わず受けられなかったのですが、体験ブースでみっちりカリキュラムの説明を受けてきました。

内容は非常に良さそうで、例えば数なら、5という数字と5個の物量感を、ビー玉のような教材を使いながら感覚的に教え込むような指導をしてくれます。
年少の教材はこんな感じ。

自分もこんな教え方をされていたら理系脳になっていたかも?お母さんなんで通わせてくれなかったの・・・?と淡い恨みを覚えました。

結局距離の問題で入会は泣く泣く断念。一方で体験ブースで受けられる無料の知能診断が素晴らしかった・・・。

親がカリキュラムや料金の説明を受けている間に、30-40分ほどかけて、めばえ教室独自の知能診断テストを受けられます。総合的な知能指数が70に達していなければ、ひとつ下のクラスからのスタートになります。
我が息子の知能診断結果です。ドドン。

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総合的な知能指数は125でした。下に赤い三角で印をつけたところが80で平均だそうです。
どの項目も平均を上回っていて感心しましたが、デコボコが気になります。結果はその場ではもらえず、別日に時間をとって詳しい説明を受けてきました。

マロの場合、傑出しているのが概念領域の記憶です。知能診断を受けた時点で実年齢は3歳半でしたが、7歳半相当ありました。分かりやすく言うと言語記憶です。
確かに彼は、聴覚優位なこともあり、本当に人の言ったことをよーく覚えています。

一方で年相応なのが図形領域の思考です。長方形を分解したり、タングラム的なものです。確かに苦手かも・・・。パズルも最近ご無沙汰です。
右に書いてある、得意な遊びを見ると、より納得感のある結果でした。

印象的だったのは、「マロ君はかけられた言葉を本当によく覚えています。ネガティブなこともずっと記憶に残る繊細なタイプです。褒めたり前向きな言葉をかけることが大切です」というコメントです。
あーやっぱりそうか、そうだよなあ、とイクメンと腹落ちしました。

結果的に入会しなかったものの、子どもの個性を因数分解して向き合ってくれる、とても丁寧な教室だと感じました
知能診断だけでもオススメです。無料ですし。
自分の子はこんな子、と決めつけていませんか。我が家の場合は答え合わせできて非常に良かったです。

 

モンテッソーリ教室の体験に行って感動・・・!

教育や育児に熱が入っている親ならきっと聞いたことがある「モンテッソーリ」。
私もずっと気になっていました。将棋の藤井聡太さんやAmazonジェフ・ベゾス氏を輩出したとされる輝かしさより、「感覚教育」という考え方がとても良さそうだなと思っていました。
マロの変化や興味関心をキャッチすることを最優先している我が家の方針と、親和性が高そう。


土日に行けるところを探し、ICE幼児教室というところの、モンテッソーリコースを体験してきました。流行っているがゆえの「なんちゃって」も多い中、ここのモンテッソーリコースは歴史もあり基本に忠実そうな印象を受けました。モンテッソーリ以外のお受験コースも人気のようです。

マロが体験したのはキッズモンテクラス。年少以上のクラスです。

 

値段

2,000円(有料体験)


良かった点
・週末のクラスがある。
・一通りモンテッソーリの教具が揃っており、どれもしっかりしている。(教具は「本物」であることが重要だそう)
・教師がプロフェッショナル。一人一人の細かな言動を驚くほどよく見ている。最後に、保護者向けに個別のフィードバックもある。


いまいちだった点
・特になし。


モンテッソーリ教育を初めて目の当たりにしたのですが、すごかったです。ちょっとしたカルチャーショックでした。

まず教室に行くと、母子分離でマロだけ部屋に通されました。部屋の壁沿いには、ぐるりと教具の収まった棚が設置されています。中央には学校らしく机と椅子が並んでいます。
こんな感じ。

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特に指示等はなく、子どもたちは、棚の中から思い思いに遊びたい教具を席に持ち帰って遊びます。その集中力たるや・・・!すごいんです。

ジャグからビーカーに水をうつしかえたり、画用紙を線に沿ってハサミで切り抜いたり。やっていること自体はどうってこともなく、何なら家でもできそうなことなのですが、とにかくそれぞれが好きな作業に没頭していました。

わんぱく盛りの子どもたちが揃っているのに、部屋もすごく静かなんですよね。
教具の取り合いもないんです。他の子が遊んでいるものが使いたければ、側で待つか、先生に「次やりたい」と伝えます。それを誰に指示されるわけでもなく、自然にみんなできているんです。すごくないですか・・・。物の取り合いで時には血さえ流れる保育園との違いにびっくりです。
子どもが自発的にルールを守りながら集中できる環境が、モンテッソーリの骨子なのかなと思いました。


90分みっちり体験して、マロにはとても合ってそうな感じがしたのですが、入会は見送りました。

理由はいくつかあるのですが、もともと絵本やレゴで1時間程度なら集中できているので、その集中力の場がモンテッソーリである必要はないかなと。

あとは多少のバリエーションはあるようですが、似たような教具で、他の子との関わりも希薄なまま遊び続けるのが、そのうちダレそうかなとも思ったり。
モンテッソーリって、習い事としてではなくて本来は日常で取り入れるものなんだろうなと感じました。

経験としてはとても良くて、子どもたちが整然と並び、無言で金属を磨いたり机を拭いたりする姿は圧巻です。言い方は非常に悪いですが、刑務作業を彷彿とさせるレベルで、一見の価値あり。


結局入会は見送ったので、習い事探しは続く・・・。
平日はほとんど時間がとれないので、土日はマロと向き合える貴重な時間です。それと引き換えるに値する習い事(しかもお金をかけて)となると、なかなか踏ん切りがつきません。

 

 

 

レゴスクールの体験に行ってみました。入会は見送り・・・。

最近、マロの習い事を検討しています。
聴覚優位であることは間違いなさそうなので、手始めにピアノとバイオリンの見学に行ってみました。
本人は結構気に入り、「どっちやりたい?」と聞くと「ピアノとバイオリン」「どっちかだよ!どっち?」「バイオリンとピアノ!」と決まりませんでした。
決まらない上に、楽器は今でなくてもいい気がしてきて見送り。


知育系も気になって探していたところ、通いやすいところにあるレゴスクールが体験をやっていたので、行ってみました。ちなみに有料です。Webから申し込めます

www.legoschool.jp

年少クラスは母子分離で、クラスみんなで座って先生の指示を聞くところから始まります。保護者は部屋の外で待機。
この日は「ゆらゆら揺れるものと安定したもの」というテーマで、デュプロサイズのレゴで創作に取り組んでいました。
最近船にハマってているマロは、ゆらゆらパーツに大量のフィグを乗せ、極めて不安定なものを作っていました。「豪華客船だよ!」と教えてくれました。
最後は簡単なペーパーワークをして、作ったレゴを片付けておしまいです。


良かった点
・共働きに嬉しい土日のクラスがある。
・ブロックの数が多く、子どもが作りたいように作ることができる。
・ただブロックで遊ぶだけではなく、テーマの確認や座って行うペーパーワーク等、アクティビティとしてのバランスは良い。


いまいちだった点
・欲しくないレゴのセットを教材として買わなければならない。
・生徒の習熟度にかなりばらつきがある。
・最後に作ったものを自分でバラバラにさせられる。


マロ本人は楽しかったと言っていますが、入会は今のところ見送り。
年少クラスに参加したのですが、年少ってまだかなりばらつきあるんですよね・・・。月齢が若い子だと会話もおぼつかなかったりしますし、先生の指示通り座っていられない子もいます。

集団指導だとどうしてもそういったところに手を取られてしまうのもあり、マロはそれを尻目に黙々とブロックを積んでいて、(これだと家でひとりで遊ぶのと大差ないかも)と思ったのでした。上のクラスになると、チームで取り組むアクティビティもあって楽しそうです。

あと、最後に保護者に作品を見せたあと、子どもたち自身にそれをバラバラにしてお片づけさせるんですが、それも気になりました。
せっかく楽しんで作った作品なのだから、せめてこっそり後でバラバラにしてくれたらな、と思ったのでした。

私は子どもはお片づけをしなくていいと思っています。遊びたいだけ遊べばいいし、お片づけが頭の片隅にあっては、スケールの小さい遊びになると思うのです。
息子が夜あれこれおもちゃを出しても、大体は出しっ放しにします。そうすると、大体は朝起きて遊びの続きを始めます。散乱したおもちゃを組み合わせて新しい遊びを始めることもあります。片付けたいときはマロ本人に、片付けてもいいかどうか聞くようにしています。


以上、若干引っかかるところがあったので、我が家ではレゴスクールはまた何年後かの検討としました。

習い事探しは続く・・・。 

息子が『絵本博士』と呼ばれるまで絵本好きにするために工夫してみたこと

2人目は本当に腹が出るのが早い・・・。どんどん大きくなるお腹に、マロが「赤ちゃん今日は何するのー?」と毎日話しかけてくれます。
やさぐれた自分からこんなにピュアな息子が生まれたことが、未だに不思議です。


最近、マロについて嬉しいことがありました。息子について、保育園から『絵本博士』というコメントをもらったんです。とにかく本を読む人になってほしい、と考えて育児している私には、この上なく嬉しいコメントでした。

息子が生来絵本好きだったかというと、そうでもない気がします。0-1歳のころは親が一方的に読み聞かせても、ページをパラパラ先送りするなどしていました。

それが今や、児童書の類でも30分以上集中力を途切らせることもなく、最後までじーっと聞いています。こちらから「あと1冊で終わり」と言わないと、次々に持ってきて終われません。結構つらい・・・。
ともあれ、彼をここまで絵本好きにする過程で効果があったと感じていることをまとめてみました。


絵本をカゴに入れて地面に置く

これは、母親が私にしてくれていたのを真似しました。子どもが無理なく手を伸ばせるところに、宝箱を置く感覚です。我が家のは、子どもが好きなところに運べるようにキャスター付きにしていますが、ただのプラスチックのカゴでも大丈夫です。

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よくこういう、洒落た子ども用本棚を見かけますが、私は良くないと思いますね。大人でも手前の本以外取りにくいですよね。1歳も後半になると、背表紙で絵本は特定できます。表紙を見せておく必要性は乏しいです。大体収納力も落ちます。

自分の5-6割しかない身長の人間にとって何がユーザーフレンドリーかが重要です。絵本好きになるかどうかは、絵本の配置の仕方で半分決まると思います


絵本の娯楽としての地位を高くしておく

マロが絵本好きなのは、その面白さが絵本からしか得られない、と強く刷り込まれているからだと思います。
絵本を最大の娯楽とするべく、我が家では基本的にタブレットは触らせませんし、今年に入って思い切ってテレビを捨てました。(これについてはまた詳しく書きます)
代わりに大型の本棚をリビングに導入し、絵本環境を整えました。


「これ読んで」を断らない

実は最近はできてません(笑) 寝る前に1冊20-30分はかかろうかという絵本をどさっと持ってこられると、さすがに辟易します。断るときはなぜ今読めないのかを説明すると、もう3歳半なのでさすがに理解はして、譲歩してくれます。

基本的には、朝バタバタしていても、自分が疲れてへとへとでも、「これ読んで」には親のどちらかが必ず応える取り決めをイクメンとしています。


選書のコツは、押し付け過ぎず、媚び過ぎず

膨大な数ある魅力的な絵本。私が選ぶ上では主にこんなことを意識しています。

・最低限の検閲はしても、好みは押し付けない。特に躾は絵本に頼らない。
言葉遣いやストーリーが許容できるかどうか、一応の確認はします。が、大人が読んで「ほっこりする良い話」や「何か学んで欲しい話」は大抵伝わらない上に、子どもにはつまらないので避けます。絵本を極上の娯楽として保つためには、純粋に子どもにとって面白い選書を心掛けるべきです。

・好みの作家は極力揃える。
画風なのか文体なのか、子どもが好きな絵本作家には傾向があります。気に入った作家を見つけて、その人の作品をシリーズで買うと効率が良いです。
それにあたっておすすめなのは、読み聞かせの時に作家も読み上げることです。自分も絵本作家に詳しくなれますし、子どもも自分が誰のファンなのか自覚できます。

・子どものブームはまず絵本でキャッチ。
好きな食べ物だったり、季節のイベント、次のお出かけの予定など、子どもの興味関心へのアンテナを張り、そのテーマを絵本でキャッチすることを心がけています。
例えば最近のマロだと「宇宙」「海賊」「刀」「うどん」「おばあちゃんの家」等がキーワードです。Amazonでこれらのキーワード&絵本、で検索して物色しています。

・ジャンルは幅広く。
効率の良い絵本選びや、子どもが大好きな絵本探しを追求すると、ついジャンルが偏りがちになってしまいます。例えばマロの場合、乗り物の絵本を片っ端から与えれば、それはそれで楽だしヒット率も高い。
でもそれでは、「乗り物の絵本が好き」なだけであって「絵本好き」にはならないんです。子どもにとって絵本は面白くなくてはならないし、面白さには驚きや新鮮味が欠かせません。時折家のラインナップを見直し、偏りがないかチェックするようにしています。前のポイントでも書いたように、子どもの興味関心のフックを見落とさないようにしておけば、ジャンルは簡単に拡げられます。

 

自分の子ども時代と違って、今は無料の動画もゲームのアプリも充実しています。多すぎる娯楽の中で絵本を選んでもらうためには、ただ与えるだけではない工夫がどう考えても必要だったな、と振り返ったりしています。

仮面ライダーが嫌い

何度か書いていますが、我が家はキャラクターを避けた生活をしています。
アンパンマン無しのノーパンマン育児に始まり、ディズニーもトーマスも、Eテレの子ども番組からも距離を置いた育児を徹底してきました。それがここに来て、最大の難所に直面しています。

仮面ライダーです。もちろん見せていないのですが、保育園で覚えてきました。それ自体は今までもそうでしたし、集団生活をさせている以上、仕方のないことだとある程度は割り切っていました。

が、今までと全然違うのはその影響力。
比較的穏やかで扱いやすかった息子は、仮面ライダーで変わってしまいました。キックパンチに始まり、武器に見立てた棒状のものを振り回しながら「仮面ライダー◯△✕!!!」などと切りかかってくるようになりました。見たこともないのに。

常々「人を傷つける」という概念については、慎重に教えていきたいと思っていました。
水鉄砲も、銃の形ではなくラッパ状のものを探して買い与えたんです。武器や争いを連想させるおもちゃや絵本は、理解できるまでは与えないように気をつけていました。
それなのに・・・。

仮面ライダーで台無しです。見たことがないので、良い面もあるのかもしれませんが、もう私は見る気にもなれないんです。
あれは子どもの発育において何か役に立つんでしょうか?新しいおもちゃを売りたい大人の事情以外に、子どもにとって重要な気づきを与えてくれるんでしょうか?
それって、まだ善悪の判断も覚束ない3歳児に暴力を教えるリスク以上の価値があることなのでしょうか?
というか、仮面ライダーって2-3歳が見ていいもの?もしかしてR6くらいにしておくべきなのでは?
ライダーへのハテナが止まりません。

息子が特に影響されやすい性格というのもあるかもしれませんが、園のクラス会でも「家では見せていないのにいつのまにか覚えてきた」「キックやパンチをするようになった」と、仮面ライダーの影響力については各家庭が困惑のコメントを述べていました。

長く続いているシリーズなので、きっと素晴らしい作品なんだろうと思います。
でも、私は息子に暴力を教えた仮面ライダーが大嫌いです。見ることは永遠にないと思います。

私が直面した不育症について

突然ですが、今妊娠中で、夏には2男児の母になる予定です。マロがお兄ちゃんになるのがとにかく楽しみ。

2人目までの道のりは順調ではなく、1年の間に3回妊娠し、うち2回は稽留流産となり手術しました。その後に不育症グレーの診断を受け、3回目の今の妊娠は服薬して継続しています。最近は力強い胎動を感じるようにもなり、ようやく感傷的になりすぎずに妊娠について語れるようになってきました。

反復流産した後、メンタルは真っ暗でした。それでも少しでも前を向こうと、関連書を読んだり検索したりして、自分に何が起こっているのかを知ろうとしました。
一方で、不育症や習慣性流産に関しては日本語の情報が極めて少なく、同じようなWebサイトをぐるぐるしていました。

ここで書くべきか悩んだのですが、ただ悲しい経験をしたというだけで終わるのが悔しいので、何かアウトプットを残しておきたいと思いました。また次からは育児ブログに戻ります。
私は医療関係者ではありませんが、1人の経験者として同じ経験をされて苦しんでいる方の参考になればと思い、いくつか書き留めておきます。


何はなくとも不育症検査
産科医の多くは、生まれてこない命に対してはあまり関心がなさそうだと感じました。
それは責められないことでもあります。流産は15~20%の確率で起こると言われています。6人の妊婦が来たら、1人は流産することになります。親身になりようがないのです。
流産が3回続くと不育症の話をする産科医もいますが、しない産科医も多いです。4回目でうまく行けばそれで良いからです。

私は2回の流産後に、自分で病院を探して不育症検査を受けました。通っていた産科では検査に消極的でしたが、2回の流産の経過に何となく違和感があったからです。

流産・死産経験者の方、それが1回でも2回でも、何か引っかかるようであれば、専門院での不育症検査を強くおすすめします。
内診と血液検査で、血液検査の結果は2週間ほどでわかります。血液検査の項目は病院によってまちまちです。検査項目が多く10万円ほどの費用がかかるところであれば、ある程度信頼がおけると思います。保険適用範囲内での検査をすすめるところも多いようですが、あまり意味がありません。


不育症には治療法がある
不育症の検査項目は沢山ありますが、治療法はシンプルです。
子宮の形状の問題であれば手術、血液の問題であれば服薬と注射、染色体の問題であれば着床前診断です。
私はプロテインS活性という項目が基準値よりも低く、血液の問題で不育症グレーと診断されました。こういった項目はまず通常の血液検査では調べません。基準値から外れていても、妊娠以外の日常生活に何の問題もないからです。
私の場合は、小児用バファリンの服薬のみで妊娠継続できています。同じ血液の問題でも、自己注射が必要なケースもあります。


不育症の治療はリスクがある
小児用バファリンを処方されたとき、「これだけ?」と拍子抜けしました。小さな小さな薬なんです。その薬のあるなしで、発生する命としない命があるなら、もっと気軽に処方できないの?とも思いました。しかも重篤な副作用はないとされている薬です。
ところが服薬を始めて気づいたことがありました。まず、血液を固まりにくくする薬なので、数ヶ月の服薬中ずっと怪我に気をつけなくてはなりません。
同じ理由で、羊水検査や絨毛検査ができません。服薬を中断すればできますが、それは順調に育っている胎児をリスクにさらす決断でもあります。
そして大きいのが、漠然とした不安の継続です。服薬なしで産まれてきた元気一杯のマロと、薬の力を借りて育っている2人目。本当にマロのように健康に産まれて育ってくれるのか、不安は拭えません。お守り代わりにと薬を処方する病院もあるようですが、不育症の診断は慎重であるべきだと個人的には思います。


流産すると、大体の産科医はこんな言葉をかけます。

「全妊娠の2割は流産」
「初期流産のほとんどが染色体異常」
「既に1人子どもがいるのであれば、不育症の可能性は低い」
「双子はそもそも流産しやすい」
「不育症検査をしても、原因がわからないことが多い」

こういった言葉に納得して前に進める人は、それでいいと思います。でも、モヤモヤして次の妊娠が怖くなっているのであれば、不育症検査を躊躇うことはないのではないでしょうか。

流産する確率が、みんなに平等に20%なわけではない、と私は思っています。5%の人と40%の人がいると考えると、色々と納得できます。
自分の次の妊娠がダメになる確率が5%寄りなのか40%寄りなのか、知りたいと思うのは当然です。40%を減らす治療法があるのであればなおさらです。

流産ってものすごく悲しいことです。直後は「また次がある」なんてとてもじゃないけど思えなくて、家族の喪失に等しい、しかも誰にも共有しにくい孤独な悲しみです。

不育症の研究がもっと進み、検査も受けやすくなり、悲しい経験をする人が減っていくことを願っています。

 

童具館のマンツーマンの積み木指導が心から最高だった(そして無料)

去年、積み木遊びを巡る苦闘をシリーズでお送りしていましたが、その後更なるブレイクスルーがありました。
積み木界のロールスロイスと言えば童具館だと私は思っているんですが、その童具館のアトリエで開催されている、積み木のマンツーマン指導に行ってきました。
試行錯誤の末に何となく積み木を触るようになったマロですが、一度プロの目でも客観的に見てほしくなったからです。


童具館のマンツーマン指導はオンラインで事前予約します。土日祝のスロットはあっという間に埋まってしまうので、パソコンの前で予約開始の時間まで張りました。


指導の場所は、京急蒲田駅から徒歩10分弱の住宅街にある童具館のアトリエです。
アトリエの中にプレイマットを敷いたエリアがあり、積み木のいろはシリーズ(総額16万円!)が並べられ、そこで指導員の方がついてマンツーマン指導が行われます。


いやー、良かったです。積み木遊びで躓くポイントって、ある程度類型化できるんですよね。多くの子どもの遊び方を見ている指導員と話して、息子の積み木遊びに何が足りないか、それが相当クリアになりました。
童具館のマンツーマン指導後に何を変えたか、長くなりすぎないように箇条書きにします。


①木枠を買った
積み木は本来的に自由なおもちゃです。でもその自由すぎるところが、息子にはネック。どうしたら良いかわからなくなるんです。
マンツーマン指導ではまず、大人と子どもに木枠が配られました。『わくわくトレイ』という名で、立方体の積み木が4×4=16個入るサイズです。
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「じゃあこれに積み木を詰めてみて」と言われます。何にもないところに積むよりも遥かに取り組みやすい。

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 童具館の積み木は4.5cm基尺で我が家は4cm基尺なので、わくわくトレイだとサイズも合わず童具館での購入は断念。
でも小さな大工さんには各基尺の木枠も売っていました!素晴らしい。もう偉大な大工さんと呼びたい。

 

長板を買った

次に、それぞれが作った木枠を繋げます。ただ横にくっつけるだけでも良いのですが、マンツーマン指導では長板を出してくれました。
この長板で各自の作品を繋ぎます。こんな感じ。

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どうですか?一気に壮大な建物感出てきてませんか?
この長板は小さな大工さんにはなかったので童具館で買いました。


③木製ビーズを買った
男子って動くものが好きですよね。マロもそうです。やっぱり古から逃げる動物を狩りに行っていたからですかね。動かないどんぐりを拾っていた女の自分とは違う生き物だな、とつくづく思います。
話は戻り、童具館では木製ビーズも買いました。これがまた優れものなんです。これさえあれば、積み木に動きが加わります。
長板に乗せて転がしたり、こんな風に敷いて積み木をコンテナのように滑らせたり。

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穴を下に置けば、白木の積み木に彩りを加えることも。これは3秒で作ったショートケーキ。

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このビーズは我が家ではショベルカーですくったり、車遊びにもよく使われています。女の子であれば紐通しも好きそう。とにかく登場回数が多いので、もう1セット欲しいなと思っています。まん丸ではないので、ほどほどにしか散らばらないところも良し。

 
盛りだくさんで無料のマンツーマン指導、本当に受けて良かったです。子どもの積み木に悩んでいる方には全力でおすすめできます。

だだ、もれなく童具館の商品が欲しくなります。私も4cm基尺で心を決めていなければ、16万円の基本セットに手を出していたと思います。でも、そこは積み木界のロールスロイス、ものは本当に本当にいいものです。3世代使っているところもあるとか。

ロールスロイスを目の前にすると、欲しくてたまらなくなり、諦めるための材料を探して「こんなに素晴らしい積み木を買い揃えて、それでも遊ばなかったって子どもを見たことがありますか?」と指導員の方に聞きました。

「いますよ」とアッサリ。

「大体が、買い与えただけで、親御さんが一緒に遊ばないケースです」とのこと。
これってすごく示唆に富んでるなと思いました。何だか遊んでくれなかった、すぐ飽きてしまった、そんなおもちゃはどこの家にもあると思います。おもちゃのせいにする前に、一緒に親が思い切り遊んで見せるのは一案かもしれません。

 

童具館のアトリエ では、マンツーマン以外にも面白そうなワークショップが月一で開催されています。いつか行ってみたい。

www.dougukan.com

 

息子3歳、レゴデュプロにステップダウンしました

レゴ好きには常識だと思いますが、レゴには年齢に合わせた段階があります。一般的にレゴとして知られているのが、大人レゴ(naming by 私)。レゴシティやレゴクラシックなんかもこの規格で、小さなパーツを組み立てて精巧な作品を作ることができます。
それよりもやや大きめパーツがレゴジュニア。4-7歳向けに、より組み立てやすくしたシリーズです。
そして1歳半からの幼児向けのレゴデュプロ。大人レゴの2倍の規格で、ブロックだけではなく、花や動物など1パーツで完結する部品があるのが特徴です。

いずれ大人レゴに行き着くならと考え、我が家は最初から大人レゴでした。特に乗り物が充実しているレゴシティ中心に買っていました。


ところが、毎度親が腰を痛めながら作る→息子が喜んで遊ぶ→パーツが外れて機嫌が悪くなる→親が直す、のループにはまっていて、(これって一体誰のための何のおもちゃ??)状態でした。

レゴって無限に可能性のある知育玩具だと思っていました。ところが周りにヒアリングすると、息子みたいな子どもはかなり多いようでした。「うちは自分で組み立ててるよー」というところでも、聞けば説明書通りに黙々と組み立てておしまい、なケースが多い。

説明書なしにレゴで創作に取り組む子どもは、極めて少ないように感じました。

創作は実は根気の要るプロセスです。自分が作りたいものがまずあり、それまでの道筋をああでもないこうでもないと探っていく作業です。そのプロセスに意味を感じなければ醍醐味はないし、マロのようにクイックに完成度を求めるタイプにはなおさら道のりは険しい。

自分だって、バラバラのレゴを出されて何か作れと言われても、途方に暮れてしまう。途方に暮れて『レゴ 飛行機 説明書』で検索したりする。

そんなことを考えた結果、思い切って大人レゴからレゴデュプロにステップダウンすることにしました。
もともとあったかずあそびトレインに加え、

ままごとができそうな『たのしいおうち』と

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クリスマスに義実家からもらった『おしてGO機関車スーパーデラックス』を追加投入。このセットの売りは動く車両ですが、私はウインチやフック、線路など、息子が好きそうなパーツ目当てでこちらを戴きました。
デュプロはセットとしての完成度よりも、どんなパーツが入っているかに注目して選ぶことをお勧めします。

まあまあ大型の2セットを買い足したところ、マロは見違えるようにレゴで創作に取り組むようになりました!
ごっこ遊びが最も多いですが、ブロックをぴったり敷き詰めて貨物船に見立てたり、ウインチでクレーンを作って荷物を積み上げたり、ブロック遊びの幅が劇的に広がったと感じています。

こちらが最近の息子の作品。同じサイズのブロックで壁を作っているところに、几帳面さが出ています。

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中の様子。
牛乳のみのさみしい食卓と、家族団らんに割り込む鳥。

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レゴデュプロにステップダウンしてみて気づいた良さが2つあります。

①パーツが大きいので、大物がスピーディにできる
②部品の用途のイメージがしやすく、子どもが作りたいものが手軽に作れる


この特徴が、3歳の息子の創造意欲にちょうどマッチしたんだと思います。(あれ作ろう)と思ったものに近いものがすぐに作れる、想像力をある程度具現化できる道具、それがレゴデュプロです

大人レゴと違って精巧なものは作れないし、知育玩具としての要素は正直弱いと思います。でも、ブロックの魅力を感じたり、子どもならではの想像力を膨らませたり、達成感を感じたり(これが最も大事!)できるという点では、息子くらいの年齢にはこれ以上ないおもちゃだなーと感じています。

最後に、デュプロのセットを買うのであれば、別売りの基礎版は必須です
遊び方が全く変わります。