おもちゃと5歳児と2歳児とイクメンとの生活

かわいい息子たちで実験育児

【おもちゃレビュー】乗り物好きの息子が使わなかった乗用おもちゃ(ウィリーバグ)

今回は我が家で最もコスパの悪かったおもちゃの紹介です。息子の1歳の誕生日に買った乗用玩具です。

まだ歩くこともままならない頃でしたが、室内で身体を動かすおもちゃがあってもいいなと思っていたのと、男児だし乗用玩具はいずれは使うだろうと考えて選びました。『ウィリーバグ』という海外メーカーのものです。

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値段

8,500円

良かった点

・いかにもインスタ映えしそうな可愛いルックス。

・車輪が高性能。360度滑らかに回転して、ストレスなく動かせる。フローリングも傷つけにくい。

・座面が柔らかいウレタン素材でできており、座り心地がソフト。

いまいちだった点

・車輪の滑りが良過ぎてスピードが出るため、推し車としては危なくて使えない。

座面がつるつるしていて滑りやすい。背もたれがないこともあり、息子が怖がる。

息子の反応

最初はてんとう虫の触覚を弾いてケタケタ笑っていましたが、本当にそれだけで終わりました。このおもちゃの問題点は、座席の安定感がないことにつきますマロはちょっとした段差でも旋回してお尻から降りるような男児です。これに乗せても「こあい、こあい。」と言ってすぐに降りてしまいます。そのうち慣れるだろうと思っていたのですが、今やただのインテリアになっています。

一方で、友人の家で車型の乗用玩具を借りると乗れているので、最初から車型のものを買えばもっと使ったのだろうなと思います。座席の安定感だけではなく、ハンドルも必要だったと思っています。乗り物好き男児にとって、輪っか型のハンドルは乗用玩具に必須です。

男児を2年弱育てていて気付いたことがあります。男児はとにかくお父さんの真似をしたい生き物だということです。お父さんと同じようにハンドル付きの車を運転したいのです。お父さんはてんとう虫にまたがったりしません。

女児や、あるいや車だろうがてんとう虫だろうが臆せず乗りこなせる子どもには良いおもちゃかもしれません。

我が家では使わなかったウィリーバグですが、メルカリで売ってそんな子どものいる家庭で活躍してもらおうと思っています。

www.papagino.co.jp

【絵本レビュー】トンネルの絵本『でんしゃでいこう』(間瀬なおかた)

無類のトンネル好きの息子に、トンネルが出てくる絵本をと思って買いました。

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2両編成の電車が、田舎の雪道や山道をデデデンドドドンと走行します。どのページにもトンネルがあり、実際ページに穴も空いています。めくると、ゴーッとトンネルの中に入ります。

どこか垢抜けない絵と優しい色合いの絵のおかげで、繰り返し読まされてもうんざりしません。走行音も、デデドド、デデンゴー、と変化に富んでいます。膝にマロを乗せながら走行音にあわせて揺らすと、ニヤリと喜びます。

雪景色から花畑、海辺へと次々に景色が変わるのですが、不思議と唐突な感じはしません。間にトンネルを挟むからだと思います。トンネルは異世界との繋ぎの役割を果たしています。『トンネルを抜けると雪国であった。』とは実に名文です。

奥行きのある景色の中で、生き生きとした人の姿や動物が細やかに描かれていて、マロは知っているものを見つけては指をさします。

この本のすごいのは、読み終わったあと、後ろから『でんしゃでかえろう』としても読めるところです。ポップアップ絵本だけが仕掛け絵本ではないのだなと思いました。

【おもちゃレビュー】『だいすきえいごのおうたえほん』(たまひよ)

1歳8カ月の息子の耳コピスキルが急上昇しています。今日は新品のスニーカーを履きながら「あたらしい くちゅ」と言っていました。昨日は「うまいねー」「すっぱいねー」と言いながら食事していました。もう彼の前で迂闊なことは言えません。

これを利用しない手はないと思い、英語の音絵本を買いました。

『リズムにのってぽんぽんたいこ』のように、ボタンを押すと曲が流れる音絵本の英語版です。

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値段

2,000円

良かった点

・発音が流暢。

・日本の童謡を無理矢理英訳したり、カタカナで発音表記されている類似品もある一方で、余計な細工がなくシンプルで使いやすい。

いまいちだった点

・ABCの歌が、自分の知っているものと違った。『L』から『P』までが突如高速になっていて、『M』と『N』の聞き分けが困難。

息子の反応

この絵本はかなり活躍していて、旅行先にも持っていきます。気に入った歌を何度もリピートして、ひとりで熱心に遊んでくれるので助かっています。歌がついているのが良いのか、『リズムにのってぽんぽんたいこ』よりも好きそうで、こちらだけでも良かったかもしれません。音絵本のいいところは、聞き流しと違って主体的に選曲できるところです。親は子どもの好みが分かりますし、子どもも好きなメロディに没頭できます。

この絵本で『きらきら星』を流しながら「とぅいんくーとぅいんくー」と言うようになりました。一方で、保育園で聞いている日本語の「きーらーきーらー」も歌います。

バイリンガルにならなくても、星がキラキラだったりtwinkle twinkleだったりすると知っていることが大切かなと思っています。

shop.benesse.ne.jp

【おもちゃレビュー】トーマスレッツゴー大冒険!

ずっと目をつけていた『トーマスレッツゴー大冒険!』を買いました。正確には、大きくなってから買おうと思ってブックマークのつもりでカートに入れていたのですが、間違って日用品もろともクリックしてしまいました。

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価格

3,000円ちょっと

良かった点

・電池を使わないので壊れにくく、うるさくない。

・プラスチックにしては頑丈で、乱暴に扱っても今の所割れたりしていない。

いまいちだった点

・結構かさばるので収納場所に困る。

・パーツがすぐ外れる(=息子が外す)。その度に、「こあれちゃった!こあれちゃった!」と親が呼ばれる。

息子の反応

レビューを見る限り、2〜3歳から遊べそうなものだったので、最初は親がやってみせました。つまみやレバーを動かすと、橋がかかったり坂が動いたりします。道をつくってトーマスとパーシーを転がすおもちゃです。

マロは盤上で次々に起こる出来事に目をまるくしていました。当然自分でやりたがったのですが、うまくいきません。それでもイライラすることなく、あちこちガチャガチャ触っていました。

1カ月もすると、仕掛けを覚えてひとりでできるようになりました。思ったよりも早かったです。そうなると飽きるのも早く、今ではたまに触る程度です。

電池無しの良いおもちゃだとは思うのですが、遊びの幅は広がらなさそうです。

トーマスが好きな男児であれば、長く遊んでくれるかもしれませんが、マロにはトーマスを見せていないので、執着もなくあっさりと飽きてしまいました。キャラクターおもちゃは、良いものであってもそのキャラクターが好きでないと長続きしないのかもしれません。

 

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【絵本レビュー】『のりもの はっけんずかん』 

乗り物大好きな息子に、前々から気になっていた『はっけんずかん』をいただきました。電車一筋だったマロですが、やや脱線して他の乗り物にも興味を持ち始めていたこともあり、とても気に入ってくれました。

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実在の乗り物イラストにフリップの仕掛けが付いていて、めくると運転席や車内の設備の様子が見られます。可愛らしいテイストのイラストですが、なかなか細部の特徴がよくかかれています。大人でもつい読んでしまう説明も書いてあります。

マロはまだ情報を楽しむことはできませんが、大好きな乗り物仕掛けを次々に嬉しそうにめくります。写真が沢山の図鑑とはまた違う楽しみ方をしているようです。

一般的な写真図鑑だと、どうしても興味のあるページだけ開きがちです。この図鑑は分量も多くなく、仕掛けを開く面白みもあるので、気が付くとあまり知らなかった乗り物の知識も身に付いています。親が。

女きょうだいしかいない私は、世の乗り物に対して、例えば『消防車』『工事の車』くらいの認識しかありませんでした。マロが乗り物を好きになってからは、「はしご車とポンプ車があるよ」「あれは油圧ショベルだよ」くらいの会話はできるようになり、道路を見ながら歩く楽しさを発見しました。

男子ってやっぱりわからない、自分とは全然違う、と思うことも多いですが、同時に息子を育てることで、違う人生を生き直しているような新鮮さもあります。

 

 

 

【おもちゃレビュー】エド・インター ままごといっぱいセット

朝保育園に息子を送ると、子鉄の彼は大体はまっすぐ電車のおもちゃに駆け寄っていきます。ところがたまに、おままごとのキッチンで遊び始めることがあります。一緒におままごとをしてみたいなと思って、おままごとセットを買ってみました。数ある中から、エド・インターのものを選びました。

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値段

3,000円くらい

良かった点

・木製のわりに価格が手ごろ。塗装が綺麗で色鮮やか。

・マグネットではなくマジックテープなので、食材を切る「ザクッ」という音が楽しめる。

・まな板、お盆、包丁2本と小物が揃っている。

いまいちだった点

・マジックテープが固い。1歳児ひとりの力ではなかなか切れない。

・食材の色味に難有り。パンは黄色すぎて何なのか分からないし、卵の白身も白くない。

・おしゃれさと引き換えに、リアリティが犠牲になっている。質感や断面が平坦。

息子の反応

私はどちらかというと、『女は家事・男は仕事』の保守派寄りで、男児におままごとセットを買うのに迷いがありました。一方で夫は『これからの時代は男も家事をできた方がいい』革新派です。結局夫に背中を押されて買いました。

このおままごとセットは接着面のマジックテープがしっかりしていて、食材を切るのがなかなか大変です。手を添えて一緒にやってあげなければなりません。マグネットのおままごとセットの方が簡単に切れますが、ザクッという感触はマジックテープならでは。一長一短です。切る感触は面白いようで、マロは何度も包丁をあてていました。自分には難しいとわかると、やがて両手で力任せにマジックテープをはがして遊んでいました。

買った当初私は、食材を切って、料理して、お皿に乗せる一連の行為がおままごとだと思っていて、マロにもそんな遊び方を期待していました。でも実際の遊び方を観察すると、彼は懸命に小皿をランダムに配膳したり、見えない何かを器に移し替えたり、大人に食材を「あーん」としたりしています。考えてみれば、彼は、親が料理するところをあまり見ていません。台所は危険なので、あまり入らせないようにしています。食卓に料理が運ばれ、飲み物が注がれ、「あーん」してもらうところばかり見ている息子にとって、それこそがおままごとの対象のようです。息子には自分たちの生活はこう見えているんだな、と興味深いです。

最近は、トレーに食材を乗せて「いやっしゃいませー いやっしゃいませー」と徘徊したりしています。我が家の外食の多さを指摘されているような気がして複雑です・・・。

【おもちゃレビュー】数の概念を理解させたい(くもんの数字の表)

息子が生まれて以来、ほぼ例外なく毎日お風呂で30まで数えていました。そのためなのか、急激にものまねスキルを上げてきた息子が突如「なな、はち、きゅう」と言うようになりました。『ちっちゃなミッケ!(1・2・3とあそぼう)』で、数への興味が確認できたので、くもんのすうじ表を買いました。

同じくくもんのあいうえお表で風呂場の壁が覆われてしまっているため、すうじ表はミニサイズにしました。

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値段

4枚セット760円 (Amazon限定らしい)

良かった点

・情報量が多すぎない。そのため、ミニサイズでも見にくいということは無く適度。おいうえお表もミニサイズで良かったかも。

・A4サイズ4枚セットになっていて、理解度に合わせて貼りかえることができる。
①1から10の数字とイラスト、②1から60の数字表、③61から120の数字表、④数える 練習用のイラスト。今は写真のように①と②を使用。

いまいちだった点

・①のイラストがバラバラ。全部りんごにして、りんごがひとつずつ増えていくようなイラストの方が、視覚的に把握しやすく良かった。

・個人的な好みだが、②と③は1から50までと51から100までにしてほしい。

息子の反応

お風呂で30まで数える時、このすうじ表を指差しながら数えるようにしました。いきなり30まではハードルが高いかなと思い、1から10の3セットにしています。マロも即座に、指差しながら「なな、はち、きゅう」と繰り返すようになりました。ところが、これが何度一緒に10まで数えようとしても、「なな、はち、きゅう」なのです。音が気に入っているのだと思います。

1,2,3を覚えてくれれば、このすうじ表やブロックを使って増えていく様子を可視化しやすいのですが、7,8,9だと苦しいです。7から1,2個増えようが、マロにとっては全部「いっぱい!」になってしまうからです。

このすうじ表自体は悪くない(むしろ、これ以外の作り方が思いつかない)のですが、マロにはまだ早過ぎるのかもしれないなと思っています。どうもうまく活用できていません。せっかく数に興味を持ち始めているので、上手に拾って興味を展開させたいのにと歯がゆさを感じています。

 

iPadをおもちゃとして認められない自分。

今年の連休は、我が家は1歳7ヶ月の息子を連れてドライブ旅行でした。動きたい盛りの息子を連れての大移動だったので、備えとして眠っていたiPadを充電して持って行きました。

今までマロには、ガジェット類を触らせないようにしてきました。子どもがそういったものを食い入るように見ている姿を見ると、得体の知れない不安に駆られてしまうからです。機械に子守をさせているようで、罪悪感を覚えるのかもしれません。子どものためではなくて、自分のためにそういったものを育児から遠ざけてきました。一方で、その威力は噂に聞いていたので、そのうち息子に大人しくしてもらわなければならない機会が来たら解禁しようと思っていました。

ロングドライブの道中、ついにその時とiPadを取り出し、お絵かきアプリを起動して渡してみました。お絵かきすると効果音まで鳴る代物です。生まれて初めてのiPadに、マロは興味深そうにスクリーンをなぞり始めました。よしよしと思って見ていたのですが、しばらくするとイライラし始めました。広告が出て中断されたり、すぐにスクリーンが一杯になるのが不快なようでした。広告を消して、スクリーンを消すボタンを教えると、また熱中し始めました。音も気に入ったらしく、ピコピコと鳴らしながら描いては消し描いては消し、を繰り返していました。ところが、それを横で見ている私の心はざわつき始めます。

彼は、音と画面のリアションが面白くてピコピコしているようでした。それは、能動的な遊び方ではないように見えました。単調な作業にのめりこむ息子の姿に、(こんなもんお絵かきじゃなくてパチンコやないかい)と耐えかねて途中でiPadを取り上げました。すると、iPadを渡す前よりも激しく愚図りました・・・。

結局、iPadを出したことによって、マロはイライラして一層機嫌が悪くなりました。夢中になっているときは静かですが、それはものの数分に過ぎないし、しかも横で見ている私は何だか不安で静観できません。
使い方や入れるアプリによっては優秀な道具になることはわかっているのですが、他でもない親の私が、まだiPadをおもちゃとして認めていないらしいことに気が付きました。やはり我が家はしばらくはガジェット無しで行こうと決めた出来事でした。

電動鼻吸い器『おもいやり』が素晴らしい

マロが0歳で保育園に通い始めたころ、繰り返し中耳炎による発熱で呼び出されました。耳鼻科で「成長と共に熱は出なくなります。3歳くらいまでかな。」と言われ、(こんなのがあと3年も続いたら会社をクビになってしまう・・・!)と思って、手動の鼻吸い器を買いました。コツをつかめばそれなりに吸引できたのですが、それでもまだ中耳炎になってしまいました。

(自分が欲しいのは耳鼻科にあるレベルのやつ)と気づいて、強力な電動鼻吸い器を探しました。そして購入したのがこれ。その名も『おもいやり』です。

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このいかにも医療機器めいたグレーの地味な色味といかついメーター。まさに求めていた鼻吸い器です。『おもいやり』を使い始めてからは、劇的に中耳炎になる回数が減りました。何度かはなってしまったのですが、(これだけ吸って中耳炎になるのなら仕方ない)と割り切れます。そのくらい吸えます。世界中のワーキングマザーにおすすめしたい素晴らしい一品です。『おもいやり』はあらゆる点で優れた鼻吸い器だと思います。

 

吸引力がすごい

他社製品と実際に比べてはいませんが、医療現場でも使われている、お墨付きの吸引力です。

モーターの耐久性が高い

モーターの仕組みが他社製品と異なるようで、長寿命をうたっています。実際一年以上使っていますが、吸引力が衰えないただひとつの鼻吸い器感はあります。 

お手入れが簡単

鼻を吸ったあとは、新しい水を吸えばチューブは簡単に綺麗になります。タンクは蓋を取って水洗いできます。 

コードが巻き取り式で収納が楽

本体はコンパクトとは言いがたいですが、コードがはみ出ないのでどこにでも置きやすいです。 

持ち運びやすい

取っ手付で軽量です。嫌がる子どもを捕獲した後、その場で『おもいやり』を引き寄せて吸うので、すぐに移動できるのは案外ありがたいです。

 

最初のころは『おもいやり』を使うたびに、マロは「ギャアア!ギャアア!」と泣き叫んで嫌がりました。それはそれは気持ちいいほど鼻水が取れるのですが、息子の暴れ方は尋常ではありません。身をよじって逃れようとするわが子を膝の間に挟みこみ、ノズルを鼻の奥に突っ込んでズルズルと吸い取ります。(あなたのためだから・・・!)と、心を鬼にして吸います。『おもいやり』というネーミングの白々しさ・・・。それでも、吸った後は明らかに鼻の穴がスゥスゥと通風していて、ぐっすりとよく寝てくれます。耳鼻科の機器にはもちろんかないませんが、家庭用としては十分すぎるパフォーマンスだと思います。『おもいやり』で鼻水を吸うようになってから、中耳炎だけではなく風邪にもかかりにくくなったように思います。最近はマロも悟ったのか、諦めに似た表情を浮かべて、ただひたすら終わるのを待っています。

ワーキングマザーをやっていく上で、私が最も重要だと思っているのは、自分を含めた家族の健康管理です。子どもが発熱で保育園に預けられなくなったり、自分自身が子どもの風邪を貰ってしまったりしたとき、一番困るのは自分ですが、迷惑するのは会社と同僚です。個人の体質の差はあれど、家族の健康管理のために最大限のことをしておくのは、仕事の一部でもありワーキングマザーとしてのマナーだと思って色々と試しています。今や『おもいやり』は我が家の健康維持に欠かせない存在になっています。そう考えると、マロには恐怖の対象であっても、親にとっては『おもいやり』と呼ぶにふさわしい商品かもしれません。

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【絵本レビュー】『ちっちゃなミッケ!(のりものがいっぱい&1・2・3とあそぼう)』 

『きんぎょがにげた』で見つける系絵本の良さを知り、他にもないかと調べて『ミッケ!』を知りました。いくつかシリーズがあるのですが、この『ちっちゃなミッケ!』が小さな子どもにぴったりです。左のページに車やおもちゃなどの写真が載っていて、それと同じものが右のページに隠れています。それ以外の普通の『ミッケ!』だと、文章から隠れているものを探すようになっていて、まだ語彙の少ない1歳児には楽しめないかもしれません。

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最初に買ったのは『のりものがいっぱい』の方です。折角なら好きなものを探す方が楽しいかなと思って買いました。結構難しいです。青い車を探すにしても、他の色の車に紛れ込んだりしていて、1歳になりたてのころは一部のものしか探せませんでした。『のりものがいっぱい』と銘打ちつつ、なぜかカエルや脱ぎ散らかした靴下を探せという指示も出されます。マロはそんなのお構い無しに、好きな列車や消防車を指差します。

少しずつ探せるものが増えてきた頃に『1・2・3とあそぼう』を買いました。数に親しんでもらって、ゆくゆくは理系に・・・という下心も無くはないです。この本はよくできていて、例えば2のページには、数字の2だけでなく、2にまつわるものがあちらこちらに出てきます。隠れた2を一緒に探しながら、楽しんで数の概念が身につく良書です。外出先に気軽に持って行ける小ささもポイントが高いです。

この本のおかげか、最近のマロは数に興味を持ち始めました。親の劣等感や憧れを押し付けるのは良くないとわかってはいるのですが、(理系の息子って何だか良いな)と思ってしまう未熟な自分がいます。