おもちゃと5歳児と2歳児とイクメンとの生活

かわいい息子たちで実験育児

【絵本レビュー】『のりもの はっけんずかん』 

乗り物大好きな息子に、前々から気になっていた『はっけんずかん』をいただきました。電車一筋だったマロですが、やや脱線して他の乗り物にも興味を持ち始めていたこともあり、とても気に入ってくれました。

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実在の乗り物イラストにフリップの仕掛けが付いていて、めくると運転席や車内の設備の様子が見られます。可愛らしいテイストのイラストですが、なかなか細部の特徴がよくかかれています。大人でもつい読んでしまう説明も書いてあります。

マロはまだ情報を楽しむことはできませんが、大好きな乗り物仕掛けを次々に嬉しそうにめくります。写真が沢山の図鑑とはまた違う楽しみ方をしているようです。

一般的な写真図鑑だと、どうしても興味のあるページだけ開きがちです。この図鑑は分量も多くなく、仕掛けを開く面白みもあるので、気が付くとあまり知らなかった乗り物の知識も身に付いています。親が。

女きょうだいしかいない私は、世の乗り物に対して、例えば『消防車』『工事の車』くらいの認識しかありませんでした。マロが乗り物を好きになってからは、「はしご車とポンプ車があるよ」「あれは油圧ショベルだよ」くらいの会話はできるようになり、道路を見ながら歩く楽しさを発見しました。

男子ってやっぱりわからない、自分とは全然違う、と思うことも多いですが、同時に息子を育てることで、違う人生を生き直しているような新鮮さもあります。

 

 

 

【おもちゃレビュー】エド・インター ままごといっぱいセット

朝保育園に息子を送ると、子鉄の彼は大体はまっすぐ電車のおもちゃに駆け寄っていきます。ところがたまに、おままごとのキッチンで遊び始めることがあります。一緒におままごとをしてみたいなと思って、おままごとセットを買ってみました。数ある中から、エド・インターのものを選びました。

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値段

3,000円くらい

良かった点

・木製のわりに価格が手ごろ。塗装が綺麗で色鮮やか。

・マグネットではなくマジックテープなので、食材を切る「ザクッ」という音が楽しめる。

・まな板、お盆、包丁2本と小物が揃っている。

いまいちだった点

・マジックテープが固い。1歳児ひとりの力ではなかなか切れない。

・食材の色味に難有り。パンは黄色すぎて何なのか分からないし、卵の白身も白くない。

・おしゃれさと引き換えに、リアリティが犠牲になっている。質感や断面が平坦。

息子の反応

私はどちらかというと、『女は家事・男は仕事』の保守派寄りで、男児におままごとセットを買うのに迷いがありました。一方で夫は『これからの時代は男も家事をできた方がいい』革新派です。結局夫に背中を押されて買いました。

このおままごとセットは接着面のマジックテープがしっかりしていて、食材を切るのがなかなか大変です。手を添えて一緒にやってあげなければなりません。マグネットのおままごとセットの方が簡単に切れますが、ザクッという感触はマジックテープならでは。一長一短です。切る感触は面白いようで、マロは何度も包丁をあてていました。自分には難しいとわかると、やがて両手で力任せにマジックテープをはがして遊んでいました。

買った当初私は、食材を切って、料理して、お皿に乗せる一連の行為がおままごとだと思っていて、マロにもそんな遊び方を期待していました。でも実際の遊び方を観察すると、彼は懸命に小皿をランダムに配膳したり、見えない何かを器に移し替えたり、大人に食材を「あーん」としたりしています。考えてみれば、彼は、親が料理するところをあまり見ていません。台所は危険なので、あまり入らせないようにしています。食卓に料理が運ばれ、飲み物が注がれ、「あーん」してもらうところばかり見ている息子にとって、それこそがおままごとの対象のようです。息子には自分たちの生活はこう見えているんだな、と興味深いです。

最近は、トレーに食材を乗せて「いやっしゃいませー いやっしゃいませー」と徘徊したりしています。我が家の外食の多さを指摘されているような気がして複雑です・・・。

【おもちゃレビュー】数の概念を理解させたい(くもんの数字の表)

息子が生まれて以来、ほぼ例外なく毎日お風呂で30まで数えていました。そのためなのか、急激にものまねスキルを上げてきた息子が突如「なな、はち、きゅう」と言うようになりました。『ちっちゃなミッケ!(1・2・3とあそぼう)』で、数への興味が確認できたので、くもんのすうじ表を買いました。

同じくくもんのあいうえお表で風呂場の壁が覆われてしまっているため、すうじ表はミニサイズにしました。

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値段

4枚セット760円 (Amazon限定らしい)

良かった点

・情報量が多すぎない。そのため、ミニサイズでも見にくいということは無く適度。おいうえお表もミニサイズで良かったかも。

・A4サイズ4枚セットになっていて、理解度に合わせて貼りかえることができる。
①1から10の数字とイラスト、②1から60の数字表、③61から120の数字表、④数える 練習用のイラスト。今は写真のように①と②を使用。

いまいちだった点

・①のイラストがバラバラ。全部りんごにして、りんごがひとつずつ増えていくようなイラストの方が、視覚的に把握しやすく良かった。

・個人的な好みだが、②と③は1から50までと51から100までにしてほしい。

息子の反応

お風呂で30まで数える時、このすうじ表を指差しながら数えるようにしました。いきなり30まではハードルが高いかなと思い、1から10の3セットにしています。マロも即座に、指差しながら「なな、はち、きゅう」と繰り返すようになりました。ところが、これが何度一緒に10まで数えようとしても、「なな、はち、きゅう」なのです。音が気に入っているのだと思います。

1,2,3を覚えてくれれば、このすうじ表やブロックを使って増えていく様子を可視化しやすいのですが、7,8,9だと苦しいです。7から1,2個増えようが、マロにとっては全部「いっぱい!」になってしまうからです。

このすうじ表自体は悪くない(むしろ、これ以外の作り方が思いつかない)のですが、マロにはまだ早過ぎるのかもしれないなと思っています。どうもうまく活用できていません。せっかく数に興味を持ち始めているので、上手に拾って興味を展開させたいのにと歯がゆさを感じています。

 

iPadをおもちゃとして認められない自分。

今年の連休は、我が家は1歳7ヶ月の息子を連れてドライブ旅行でした。動きたい盛りの息子を連れての大移動だったので、備えとして眠っていたiPadを充電して持って行きました。

今までマロには、ガジェット類を触らせないようにしてきました。子どもがそういったものを食い入るように見ている姿を見ると、得体の知れない不安に駆られてしまうからです。機械に子守をさせているようで、罪悪感を覚えるのかもしれません。子どものためではなくて、自分のためにそういったものを育児から遠ざけてきました。一方で、その威力は噂に聞いていたので、そのうち息子に大人しくしてもらわなければならない機会が来たら解禁しようと思っていました。

ロングドライブの道中、ついにその時とiPadを取り出し、お絵かきアプリを起動して渡してみました。お絵かきすると効果音まで鳴る代物です。生まれて初めてのiPadに、マロは興味深そうにスクリーンをなぞり始めました。よしよしと思って見ていたのですが、しばらくするとイライラし始めました。広告が出て中断されたり、すぐにスクリーンが一杯になるのが不快なようでした。広告を消して、スクリーンを消すボタンを教えると、また熱中し始めました。音も気に入ったらしく、ピコピコと鳴らしながら描いては消し描いては消し、を繰り返していました。ところが、それを横で見ている私の心はざわつき始めます。

彼は、音と画面のリアションが面白くてピコピコしているようでした。それは、能動的な遊び方ではないように見えました。単調な作業にのめりこむ息子の姿に、(こんなもんお絵かきじゃなくてパチンコやないかい)と耐えかねて途中でiPadを取り上げました。すると、iPadを渡す前よりも激しく愚図りました・・・。

結局、iPadを出したことによって、マロはイライラして一層機嫌が悪くなりました。夢中になっているときは静かですが、それはものの数分に過ぎないし、しかも横で見ている私は何だか不安で静観できません。
使い方や入れるアプリによっては優秀な道具になることはわかっているのですが、他でもない親の私が、まだiPadをおもちゃとして認めていないらしいことに気が付きました。やはり我が家はしばらくはガジェット無しで行こうと決めた出来事でした。

電動鼻吸い器『おもいやり』が素晴らしい

マロが0歳で保育園に通い始めたころ、繰り返し中耳炎による発熱で呼び出されました。耳鼻科で「成長と共に熱は出なくなります。3歳くらいまでかな。」と言われ、(こんなのがあと3年も続いたら会社をクビになってしまう・・・!)と思って、手動の鼻吸い器を買いました。コツをつかめばそれなりに吸引できたのですが、それでもまだ中耳炎になってしまいました。

(自分が欲しいのは耳鼻科にあるレベルのやつ)と気づいて、強力な電動鼻吸い器を探しました。そして購入したのがこれ。その名も『おもいやり』です。

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このいかにも医療機器めいたグレーの地味な色味といかついメーター。まさに求めていた鼻吸い器です。『おもいやり』を使い始めてからは、劇的に中耳炎になる回数が減りました。何度かはなってしまったのですが、(これだけ吸って中耳炎になるのなら仕方ない)と割り切れます。そのくらい吸えます。世界中のワーキングマザーにおすすめしたい素晴らしい一品です。『おもいやり』はあらゆる点で優れた鼻吸い器だと思います。

 

吸引力がすごい

他社製品と実際に比べてはいませんが、医療現場でも使われている、お墨付きの吸引力です。

モーターの耐久性が高い

モーターの仕組みが他社製品と異なるようで、長寿命をうたっています。実際一年以上使っていますが、吸引力が衰えないただひとつの鼻吸い器感はあります。 

お手入れが簡単

鼻を吸ったあとは、新しい水を吸えばチューブは簡単に綺麗になります。タンクは蓋を取って水洗いできます。 

コードが巻き取り式で収納が楽

本体はコンパクトとは言いがたいですが、コードがはみ出ないのでどこにでも置きやすいです。 

持ち運びやすい

取っ手付で軽量です。嫌がる子どもを捕獲した後、その場で『おもいやり』を引き寄せて吸うので、すぐに移動できるのは案外ありがたいです。

 

最初のころは『おもいやり』を使うたびに、マロは「ギャアア!ギャアア!」と泣き叫んで嫌がりました。それはそれは気持ちいいほど鼻水が取れるのですが、息子の暴れ方は尋常ではありません。身をよじって逃れようとするわが子を膝の間に挟みこみ、ノズルを鼻の奥に突っ込んでズルズルと吸い取ります。(あなたのためだから・・・!)と、心を鬼にして吸います。『おもいやり』というネーミングの白々しさ・・・。それでも、吸った後は明らかに鼻の穴がスゥスゥと通風していて、ぐっすりとよく寝てくれます。耳鼻科の機器にはもちろんかないませんが、家庭用としては十分すぎるパフォーマンスだと思います。『おもいやり』で鼻水を吸うようになってから、中耳炎だけではなく風邪にもかかりにくくなったように思います。最近はマロも悟ったのか、諦めに似た表情を浮かべて、ただひたすら終わるのを待っています。

ワーキングマザーをやっていく上で、私が最も重要だと思っているのは、自分を含めた家族の健康管理です。子どもが発熱で保育園に預けられなくなったり、自分自身が子どもの風邪を貰ってしまったりしたとき、一番困るのは自分ですが、迷惑するのは会社と同僚です。個人の体質の差はあれど、家族の健康管理のために最大限のことをしておくのは、仕事の一部でもありワーキングマザーとしてのマナーだと思って色々と試しています。今や『おもいやり』は我が家の健康維持に欠かせない存在になっています。そう考えると、マロには恐怖の対象であっても、親にとっては『おもいやり』と呼ぶにふさわしい商品かもしれません。

item.rakuten.co.jp

【絵本レビュー】『ちっちゃなミッケ!(のりものがいっぱい&1・2・3とあそぼう)』 

『きんぎょがにげた』で見つける系絵本の良さを知り、他にもないかと調べて『ミッケ!』を知りました。いくつかシリーズがあるのですが、この『ちっちゃなミッケ!』が小さな子どもにぴったりです。左のページに車やおもちゃなどの写真が載っていて、それと同じものが右のページに隠れています。それ以外の普通の『ミッケ!』だと、文章から隠れているものを探すようになっていて、まだ語彙の少ない1歳児には楽しめないかもしれません。

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最初に買ったのは『のりものがいっぱい』の方です。折角なら好きなものを探す方が楽しいかなと思って買いました。結構難しいです。青い車を探すにしても、他の色の車に紛れ込んだりしていて、1歳になりたてのころは一部のものしか探せませんでした。『のりものがいっぱい』と銘打ちつつ、なぜかカエルや脱ぎ散らかした靴下を探せという指示も出されます。マロはそんなのお構い無しに、好きな列車や消防車を指差します。

少しずつ探せるものが増えてきた頃に『1・2・3とあそぼう』を買いました。数に親しんでもらって、ゆくゆくは理系に・・・という下心も無くはないです。この本はよくできていて、例えば2のページには、数字の2だけでなく、2にまつわるものがあちらこちらに出てきます。隠れた2を一緒に探しながら、楽しんで数の概念が身につく良書です。外出先に気軽に持って行ける小ささもポイントが高いです。

この本のおかげか、最近のマロは数に興味を持ち始めました。親の劣等感や憧れを押し付けるのは良くないとわかってはいるのですが、(理系の息子って何だか良いな)と思ってしまう未熟な自分がいます。

【おもちゃレビュー】息子が「ABC」と言うようになった(アルファベット表)

こどもちゃれんじbabyを一瞬購読していた時、一緒に入っていた広告を見て、ワールドワイドキッズ(ベネッセの子ども向け英語プログラム)の資料を取り寄せてみました。総額20万円という値段で即座に断念したのですが、無料でついてきたアルファベット表が大活躍しています。

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値段
0円(資料請求のおまけ)

良かった点
・お風呂の壁に水でくっつく。
・イラストとアルファベットのみでごちゃごちゃしていない。

いまいちだった点
・特になし。(無料なので・・・)

息子の反応
ひとつのアルファベットにつき、そのアルファベットから始まるものが2つ描かれています。イラストがシンプルで可愛らしく、下手にキャラクターものじゃない点も良いです。
これを湯船に浸かって目の前に来る位置に貼っています。我が家ではゆるく英語教育をしています。ゆるすぎて教育とは言えないレベルですが、一緒にお風呂に入りながら、このアルファベット表を前にABCソングを歌ったり、"Apple" "Ant"と指で示したりしています。
言語は日常です。まとまった時間をとって教えようとしたり、高価な教材を使ったりすると、それは日常というよりも勉強に近づいてしまう気がします。
我が家の場合、子どもには絶対に英語ができるようになって欲しいとまでは思っておらず、日常的に細く長く触れさせて多少できればいいかなという方針なので、このアルファベット表も毎日は使いません。気が向いた時に、私自身の発音チェックも兼ねて読み上げる程度にしています。
それでも最近、マロはこの表を示して「ABC」と言うようになりました。しかも、「えーびーしー」ではなく「えいびーすぃー」と言います。子どもの耳はつくづく素直だなと思います。「えーびーしー」だと教えれば「えーびーしー」だし、「ABC」だと教えれば「ABC」だと覚えます。
「えーびーしー」だと思っていたものを「本当はABCだ」と教え直すのは難しいです。子どもは素直な一方で、一度血肉にしたものについては頑固な一面もあります

【絵本レビュー】『ぽんちんぱん』(柿木原政広)

息子が話し始めた1歳ごろに、口ずさみやすいリズムフレーズが出てくる本を与えてみようと思って買いました。

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食パンやロールパン等、いろんな種類のパンが出てきて、かじられたりちぎられたりした姿に変わります。「ぽんちんぱん」「ちぎちぎぱっぱ」といったリズミカルなフレーズがそれに添えられています。ストーリーはありません。

気合をいれて「ぽん、ちん、ぱぁん!」と煽ってみたのですが、マロは無反応です。「ぽんっ、ちんっ、ぱんっ」とスタッカートをきかせても駄目。残念ながらマロの音楽性には合わないようでした

リズムフレーズ系の絵本は親の演技力も重要なので、ノリと勢いに自信の無い私にはハードルが高いと感じました。一方で、保育園で読み聞かせてもらっている「じゃあじゃあびりびり」や「がたんごとん」は、気に入って家でもぶつぶつと口ずさんでいます。保育士さんのテクニックもあるでしょうし、友達との唱和の楽しさもあるのでしょう。リズムフレーズ系絵本は保育園に任せることにして、うちでは買わないことにしました。
マロは一日の半分以上は保育園で過ごしているので、絵本もおもちゃも、保育園にあるものも含めてラインナップを考えるようにしています

1歳半の息子のスプーン遍歴

おもちゃではないのですが 我が家に子ども用のスプーンが溜まってきたので、使用感をまとめてみました。

左から購入した順になっています。左3本がフィーディング用(親が子どもにあげるときに使う)で、右3本が子どもが自分で使うスプーンです。左から①~⑥とします。

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リッチェル おでかけランチくん

離乳食を始めるときに買ったスプーンです。離乳食超初期から使える小さなスプーンと、ちょっと大き目のスプーンの2本セットで、持ち運び用のケースに入っています。シリコンでできているので、味の邪魔にもならないし、口の中に入れて嫌がる感触でもないと思います。色がビビッドなので、食材の色が沈着しても目立ちません。最初のスプーンに迷ったらとりあえずこれで間違いはないかなと思います。今でも親があげるときには使います。

OXO フィーディングスプーン

外出先でベビーフードをあげようとした時、スプーンを忘れたので百貨店で急遽買ったものです。ケースもついています。色が落ち着いていて、持ち手もしっかりしているので高級感があります。

これはヘッドが大きめなのですが、とにかく浅いです。スープだと、掬えてるんだか掬えていないんだかわからないぐらい浅いです。スプーンと言うよりちょっとしたヘラです。固形物であれば、量も乗るので悪くない使い心地です。

リッチェル レトルトパウチ用スプーン

これはすごく便利です。外出先で離乳食をあげる機会が多い人は、買って損はないと思います。個包装になっていて衛生的で、軽いです。安いので使い捨てても惜しくないですが、結構丈夫なので私は洗って繰り返し使っています。柄が長く、レトルトのベビーフードの底まで、手を汚さずに掬うことができます。ヘッドの深みもあるので、水分が多い離乳食でもストレスなく掬えます。柄が邪魔になるので、子どもが自分で使うのには適さないと思います。

 ④エジソン フォーク&スプーン

そろそろ自分で食べてもらおうと思ったころに買いました。スプーンとフォークがセットになっていて、ケースもついています。並べると比較しやすいですが、⑤や⑥対比柄が細くて短いです。マロは手のひらが大きめなので、何となく持ちづらそうです。

Lullababy ベビー食器セットの付属スプーン

マロが一番使いやすそうなスプーンがこれ。柄が太くてころんとしていて、大き目のマロの手にフィットしているようです。さらに絶妙なカーブのおかげで、ちょっと手の向きを変えるだけでまんべんなく食事を掬い取れます。マロは口が大きい上に一口も大きいので、大きく深いヘッドでがっつり食べられて満足そうです。
このベビー食器は吸盤でテーブルに固定できるようになっていて、食事をすぐにひっくり返す時期には本当に助かります。蓋つきで電子レンジ可なのも最高です。1,800円で買ったのですが、今見ると6,000円になっています・・・。

OXO スプーン&フォークセット

⑤のスプーンとフォークがばら売りで買えれば一番なのですが、無いので形状の似たこちらのスプーン&フォークを買いました。⑤と違って金属なので、ちょっと重たくて扱いづらそうです。

 

今一番使っているのは⑤のLullababyのスプーンで、外出用に個包装の③を持ち歩いています。
私がせっかちなこともあり、離乳食期には次から次に息子の口に食べ物を運んでいました。そのせいか、自分で食べられるようになっても、ごっそりと掬って口の中一杯に食べ物を詰め込むようになってしまいました。それもあって、ヘッドの大きなスプーンを選びがちです。
ゆっくり噛んで食べるのが健康的なのは分かっているのですが、なかなか余裕がありません。吸い込むように食べてくれるのは見ていて気分がいいのですが、たまに喉に詰まらせそうになっていて申し訳ない気持ちになります。

【おもちゃレビュー】コップ重ねはどう遊ぶ?(ボーネルンドのスタッキングトイ)

コップ重ねというおもちゃの存在を私に教えてくれたのは、同級生で一番早く結婚して一番早く出産した友達でした。当時2歳くらいの彼女の息子に会った時、コップ重ねで熱心に遊んでいました。「シンプルなのにとにかく遊び方の幅が広いおもちゃ」だと友達は説明してくれ、当時仕事と飲み会に明け暮れていた20代の私(独身・彼氏無し)の脳裏に、(子どものおもちゃと言えばコップ重ね)と刻まれました。もし子どもができたらこれを買ってあげようと思ったものでした。

それからX年がたち、友達の息子はもう小学生、私もついに息子にコップ重ねを買いました。キャラクターものや可愛らしいものが多かったのですが、スタイリッシュなコップ重ねが欲しくてかなり探しました。

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値段

1,480円 

良かった点

・子どものおもちゃらしからぬ美しい色とデザイン。

・厚みがあり、中にものをいれても全く歪まない。

いまいちだった点

・円ではなく四角なので、向きを揃えないと重ねたり積んだりできない。 

息子の反応

コップ重ねは入れ子状になったおもちゃで、収納したり積み上げたり、おままごとの道具にしたり、砂遊びや水遊びに使うこともできます。シンプルで使い道の多いはずのおもちゃなのですが、マロはあまり使ってくれません。順に重ねて収納して見せても、自分でやろうという意欲は湧かないようです。逆に積み上げて見せると、嬉しそうにガシャンと倒します。積み上げてはガシャン、積み上げてはガシャン、積み上げないうちにガシャン・・・。半端じゃない徒労感です。やがて親もあまり触らなくなりました。

どうも今のマロにはあまり面白さのわからないおもちゃのようです。友達の息子は夢中で遊んでいたし、評判も良いおもちゃなのなのに。当然なのですが、やはりおもちゃの好みも子どもによるものだなと思います。
結構苦労して探したおもちゃなので、当分は手元に置いて様子をみるつもりです。・・・が、検索していてハイパープレミアムが乗ったプライスで売られているのを見つけてしまいました。売りたい・・・。売って利ざやで上質な積み木とか買いたい・・・!

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